みなさんこんにちは。
イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。
ブラックな職場で5年くらい働いていました。パワハラ発言での威圧あり、不当に従属させる社風あり、身体的暴力あり。。しかしそんな中で「戦う術」を考え身につけてきました。
入社するまでは、パワハラときいても「自分にはそんなことは起こらないだろう」という変な自信があったんですね。
しかし実際に自分が受けてみることで「身近で起こりうることなんだ、そして対策が必要なんだな」と感じ、実際にパワハラが横行する現場で対抗策を考え、実践していました。
そのときに実際に使用して良かったもの、そしてあまり良くなかったものについて書いてみようと思います。
過去記事はコチラ
-
-Contents-
パワハラ上司への対策とコツ。心が弱ってしまったあなたへ。
※photo by nikkeibook.com 様 \ この記事の概要をイチノセが「声」で説明 / ht ...
続きを見る
多くの場面でパワハラ対策できるボイスレコーダー
以前の記事でも書きましたがパワハラするにもさまざまな種類の人がおり、細かく言えばそれぞれへの対策というのはわかれてきます。
しかしそんななかでも・・・
「こういう対策をとれるようにしておけば多くの場面で対応できる!」
という内容をまとめてみます。
パワハラ対策でいちばん使いやすかった「ペン型」。
やはり「ペン型」が一番使いやすかったです。
ネットで見ていても、ペン型は数千円くらいの物から1万円を超えるものまで多くの種類がありますね。
しかし結論から言うと「数千円のもので十分」です。
実は私、数千円のものも1万円を超えるものも両方使ってみたことがあります。
しかし正直どちらも音質や使いやすさにはさほど大きな差はなく、むしろ安価であったほうが使用勝手がよかったため後々長く使用するようになった程でした。
ちなみに私が使用した「安いほう」はこれとほぼ同じタイプです。
以前と比べるとだいぶ価格も下がり、手に入れやすくなっていますね。
見た目も高級すぎず、わりと「ちょっとカッコイイペン」くらいの感じで使用できるのがよかったです。
正直はじめは安価につき音質は期待していませんでした。
しかし試しにある会議を録音してみたところ、音質はまったく問題なく良かったです!
「ペン型」を使用する際に失敗したこと【事例より】
私がペン型レコーダーを使っていて「失敗したな」ということがありました。
それははじめ張り切って1万円くらいのものを使用していたときのこと。
当初私は「高いから性能がいいんだろうなぁ」というくらいの気分でいたんですね。
しかしそのペン型ボイスレコーダー、性能というよりも「高級感」に力を入れているような仕様だったんです。
ある日の職場。パワハラ上司がいつものように寄ってきました。
「これは!パワハラ発言がくるぞ!」という前兆があったので胸にさしたペンのボタンをさりげない動作でONにし録音を開始したら・・・
「おぉ、お前いいペンもってるじゃねぇか。ちょっと貸せ。」
と勝手に取り上げ、ペンを分解し始めたんです・・・!!
USBタイプだったので分解したからと言って即座にそれがレコーダーであるとは気づかれず「多機能のペンなんです~。」と言いながらごまかすと、それをバカにしながら去っていきました。。
・・・あれは冷や汗かきましたね。
注意ポイント
・「高いから良い」とむやみに買わない
・パワハラ対策である限り高級感は必要ない
・できるだけ目立たないものがいい
パワハラグッツ。見てわかるものほど使いにくかった
たとえば、下記のようなもの。
※商品の特定を防ぐためボカしてあります。
このタイプのものは、小型のものであっても一発でレコーダーであるとわかりますよね。
上記で「勝手に胸ポケットからペン型レコーダー取られて焦った」という体験を書きましたが、最悪見られてもごまかせるものが理想です。
パワハラの録音というのは、とても勇気のいるもの。
「今来るぞ!」という時にすぐに録音を開始しなければ機会を逃してしまいます。
そのようなときにいちいちポケットの中に手を入れる必要があったり、録音開始ボタンがすぐにわからない物は選ぶべきではありません。
高性能より使用のしやすさ重視で選ぶ
なかにはムダに高音質であったり、かなり長時間のレコードが可能である物もあります。
私も初めは「いろんな場面で使える!」と思ったこともありましたが、性能を持て余し正直必要ありませんでした。
もちろん大容量のものは「1日中オンにした状態で毎日何時間も使用する」ような作戦であれば話は別。
しかし基本的にはその日に録音したものはその日のうちに確認、PCへダウンロードし記録するようにすれば大容量でなくとも十分ですね。
ポイント
使いやすく、きちんと音声をとることが目的。ハイスペックすぎるものは必要ありません。
パワハラ対策!現場を「超小型カメラ」でおさえよ
パワハラのなかでもかなり悪質なのが「手が出る」「痛みを与えようと威圧するような態度」のように身体的な苦痛を与えようとする行為です。
そのような時は音声録音も有効ではありますが、さらに決定的な証拠を押さえたいのであれば「超小型カメラ」が有効です。
超小型カメラは「ペン型」と「腕時計型」がオススメ。
ペン型ボイスレコーダーもそうですが、カメラも少し前と比べるとかなり進化しています。
まずは「ペン型カメラ」。
ペンのちょうど良い場所に、超小型のカメラが内蔵されているものがあります。
外国製品で不安はありましたがバレにくく、自然な流れで録画を開始できるのがよかったですね。
アドバイス
自分で録画をするのではなく信頼できる同僚などに渡しておいて、現場をおさえてもらうのも有効です。
そしてもうひとつオススメなのが「腕時計型」。
普段は腕時計として使用し、いざというときに録画を起動。
このようなデジタル系だけでなくアナログ時計や、有名ブランドに似せた物など多種ありますよ。
自身と周りで連携・協力することも重要
パワハラ現場では、1人で証拠を集めたり戦っていくのが困難であることもしばしばあります。
そんな時には上記したように信頼できる同僚等へ事情を話し、協力を得るのもかなり有効です。
ポイント
例えば自身で録音できなくても近くに来て録音してもらう、上記したバレにくい小型カメラでさりげなく動画を撮ってもらう等。
パワハラ対策。とにかく”何か”を始めること
以前の記事「パワハラ上司への対策とコツ。心が弱ってしまったあなたへ。」でも紹介しましたが、実際パワハラを受けると「これが普通なんだ」「自分が悪いからこうなった」等と思いがちなんです。
しかしそうではなく、自分より立場が上である人からの威圧、攻撃により心にダメージを受けている、もしくは身体的ダメージを受けている時点で異常な事ですよね。
それを「忍耐」として我慢してしまうと、心を消耗します。
まずは「なにもしないこと」を、やめること。
紹介したようなグッズで対策をするのもいいし、そんな場所からは逃げ出したっていいんです。
とにかく、自分を守るための行動を起こすことから始まります。
\ フォローしてね! /