みなさんこんにちは。
イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。
気づいたらフタが開いていた・・・。
部屋のなかを見回すも、どこにもいない・・・。
そんな気持ちになって焦りを感じてしまいますよね。
私自身、やってしまったことがあります。
しかしこれ、話をきくとカブトムシを育てているご家庭ではけっこうやってしまう方もいらっしゃるようです。
でも大丈夫。部屋のなかでカブトムシを捜索するのにはコツがあるんです。私はそれをしっかりと駆使して見つけることができましたよ。
結論から言うと「夜まで待って好物とライトで釣る」です。
-Contents-
カブトムシが逃げたときの対策
カブトムシは小さい身体でありながら思った以上に力が強く、100均のカゴくらいだとよじ登って開けられてしまうこともあります。
探すべき場所を特定する
逃げてからどれくらいの時間が経ったかにもよりますが、まずは可能性としてカゴの近くから探してみましょう。
カゴからそう離れていない物陰になっているところ、付近にある服やタオルの下、ちょっとした小物入れの底のほうにいる事も。
ポイント
”いる可能性が低い場所”も知っておく。
カブトムシの形状から「正面に向かって角がある」そして「手足には木や壁にくっつくためのささくれ立ったトゲがある」ことから、服と服の間など、角や足が引っかかって歩けないような場所にはいない可能性が高いです。
カブトムシのパッと見、そして形状や色から別の虫に見えたりして一瞬ギョッとしてしまうことがあります。
見つかるまではそういう、別の意味でのドキドキもありますが・・・見つかるまでの辛抱です。笑
夜行性であることを利用
カブトムシによって性格があるので一概には言えませんが、日中は寝ているかもしくは多少動く程度であることが多いです。
日中はテレビの音や会話の声、そして小さい子供がいれば騒いだり走るような音がしてしまうとなおさら静けさをもとめて目立たない場所へ隠れてしまい見つけづらくなるんですね。
ですので、カブトムシが逃げてしまったときには下記がポイントです。
ポイント
「夜まで待つ」
脱走が発覚したあと、日中に見当たらない時には一旦あきらめ、部屋を密閉した状態をキープします。
そしてその状態で暗くなるまで待ち、静かになったときに捜索を再開するのが得策でしょう。
夜になって暗くなり、カブトムシが隠れていた場所から出てきて元気に活動を始めます。
そのときこそ捕獲のチャンスですよ!
夜になってから探す手順
さぁ、いよいよ夜になりみんな寝静まって静かになったとき。
ここからが勝負です。
夜になるとカブトムシが活発に動き始めることから、捕獲できる可能性がグーーーンとあがるので、そこを狙わない手はありません。
音をたてずに探す
それぞれの性格にもよりますが、強そうに見えてけっこうビビりな子もけっこういるもの。
「どこだー!」と言わんばかりにガサゴソと探していると、その音にびっくりして隠れてしまいます。
ちなみにうちで飼っていたメスは、とても警戒心が強かったです。
カゴのなかで活発に動いているときでも、ちょっと近くで物音を立てたりカゴをコンコンと叩くと、おもしろいほどに動きを「ピタッ」と止めて様子をうかがうそぶりを見せるほどでした。
逃げてしまって焦る気持ちはわかりますが、子供たちといっしょにワイワイ探すというよりはそぉっと探す方が見つかりやすい事が多いですね。
スイカにおびき寄せる
やっぱりカブトムシはスイカが大好き。
カゴのなかにスイカを置いたときの、あの食いつきようは目をみはるものがありますよね。
そこを、狙うんです!
つまり夜になりカブトムシが活発になったくらいの時間を見計らって、探し始めるときにまずエサであるスイカを置きます。
こんな場所におきましょう
・「逃げた!」と発覚したときにカゴを置いていた部屋
・逃げた部屋に隣接する、ドアが開いていた部屋
・逃げた部屋とつながっている部屋(2階など)
あまり長い時間置いておくと別の虫(コバエその他)が寄ってきてしまう可能性もあるので、あくまで夜になって探すときの数時間だけとしましょう。
スイカのちかくに明かりを置く
これは必須というわけではありませんが、カブトムシの特性を生かした方法により捕まえられる確率がまた上がります。
よく昆虫採集をする人が山のなかでやる「ライトトラップ」というやつですね。これを部屋で小規模にやる方法です。
カブトムシは昆虫なので、光に寄ってくるという習性があります。
野外であれば月光や街灯、自動販売機など他の光がたくさんありますが部屋の中は暗くすればそこが目立ちますよね。
明かりはランタンや小型のライト など、部屋全体を照らしてしまわないほど小さめの光であれば何でもOK。
こういうトラップをつくることができれば、あとはカブトムシの反応を待つのみ。
しばらく耳を澄ます
スイカとライトでトラップを作ったならば、ガサゴソと探すのは逆効果。
ここで私たちができることといえば・・・
ひたすら待ち、耳を澄ますこと。
これがいちばん有効でした。
早く見つけてしまいたくて気持ちがウズき先行してしまうのはわかります。
しかし、そこをガマンしてしばらく待ちます。。
そうすることで、どこかしらからライトの光とスイカの魅惑に引き寄せられたカブトムシがトコトコと歩いてくる、もしくは飛んできます。
羽音、そして急に現れることもあるので一瞬びっくりしますが、やっぱり自分の仕掛けたワナにうまく寄ってきてくれた姿を見るととても嬉しい気持ちになりますよ。
下の写真は、捕まえた直後のカブトムシ。
「せっかく自由におさんぽしてたのに。。」という心境でしょうか。笑
できるだけポジティブ思考で。
子供の不注意だったにしろ、致し方ない理由であったにしろ、もう起こってしまったこと。
そんなときは家族でもめたりせずに「さぁ、カブトムシを捕まえる作戦ッ!!」くらいの気持ちで楽しんでしまうくらいのほうがいいですね。
もちろん初めは「どこから出てくるかわからない」という恐怖に似た感覚はあるもの、カブトムシのほうも怖がって静かな場所に隠れているくらいですからね。
私の家では約2時間で出てきました。
私の家でカブトムシが逃げたのに気づいたのが、ある朝のこと。
夜中にカゴを内側から開けたあとに逃げていたんです。(↑ この記事最初の写真の状態)
しかし朝のうちにどこを探しても見つからず、上記の作戦を実行することとなりました。
これは過去に、カブトムシを愛する親戚からきいたことがあったのと、職場でカブトムシにくわしい人がいるのでその人にも習性などをきいたことで、家の中でもできる作戦を考えたことから始まりました。
この日は夜になるのが楽しみであるほど、家族で楽しんでいました。
上記しましたが作戦がうまくってきちんと出てきてくれたときは嬉しかったですね♪
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