大人のレゴと言われる「レゴテクニック」。
そしてそのレゴテクニック史上で最大級に大きい、そして複雑であるといわれている「全地形対応型クレーン」を完成させたので、制作などについてレビューします。
・パーツ数:4057個!
・作成にかかった期間:約2週間(30分~90分/ 日)
こんな方におすすめ
- なにかすごいものを作ることに挑戦してみたい
- 手を動かす作業で集中しあたまをすっきりさせたい
- 複雑な外観のものに美しさを感じる
- 純粋に重機が好きである(お子様を含め)
- なにか達成感がほしい
過去のレゴ作成記事はこちら♪
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-Contents-
レゴがストレス解消に効く!? 大人向けの「レゴテクニック」。
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大人のレゴテクニック!「トラックローダー」のメカ感がカッコイイ☆
育児の一環、そして息子とのコミュニケーションとして「いっしょになにかをつくる」というのはとても有意義だとおもっています。 ...
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「全地形対応型クレーン(42082)」の、さらにくわしい図解はコチラ♪
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【図解】レゴテクニック「全地形対応型クレーン」の組み立てレビュー☆
先日、息子といっしょにレゴテクニックのなかでも最大のパーツ数と大きさを誇る「全地形対応型クレーン」をつくってみました。 ...
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そもそも なぜ ”ビッグレゴ” 作成に挑戦しようと思ったのか
そもそもなぜ、このレゴテクニックのなかでも最大級に大きい&複雑な作りである全地形~を作ってみようと考えたのか。
それは、第一に息子が喜ぶからということ、そして私自身 “ちょっとしたもの” ではなく、なにか人が見て驚くようなすごいものを作ってみたい! という達成願望からでした。
そうして作り始めたのですが、作っていくうえで感じたこと。。
この精巧さ、緻密さは
ただの子供のおもちゃではない・・・!!
ということ。
パーツが次々に組み合わさって大きくなっていくほどに感銘をうけ、ひたすら驚くばかりでした。
作る上でどのような特徴のあるレゴであったか
パーツ同士が作用し合うしくみを見ることができる
このレゴの特徴としては、完成したあとに電動でアームを伸ばしたりヒモを上下させたりといった本格的な操作ができることが挙げられます。
そういう細かい動きをつくりだすため、とにかくギヤのパーツが多かったし、作っていく上でそれが次々に連動し影響し合うことで全体の大きな動きを作っている、という仕組みとなることに感動します。
つくっている最中でもその複雑さ、緻密さにしばしば心を奪われる。
小さなブロックのかたまりだったものが次第に複雑な形となっていき、そしていつの間にかギヤ同士が連動してひとつの動きを成す意味のある形となっていく・・・!
そんな作る工程のなかに、例えるなら ”進化” という動きを感じることができます。
そして何と言っても視覚的にすごくワクワクするような「メカ感」。
これまでもいろんなものを作ってきましたが、完成させたかたちでなく「つくる途中のまま飾っておいても美しいのでは」と思えるようなものは初めてでした。
最後のほうの工程のなかで、そのような「メカ」を感じる場所に重機らしいボディを取り付けるのですが、中の複雑な感じが見えなくなってしまうのがもったいないと感じてしまうほどに精巧で複雑なつくりを見ることができますよ。
とても大きい
そう、このレゴの特徴として外せないのはこれですね。
つくるまえから箱の大きさにびっくりし、そしてネットからも「大きい」ということは知っていましたが、こうして現物を間近で見ると迫力あります。
これは悪い意味ではなく、この存在感こそ「つくり上げたんだ!!」という達成感であり見事だと見惚れる喜びなんですよね。
とても多くのパーツを使って、ときに失敗しながら苦策しながら時間をかけて完成にむかっていく楽しさ。私は「これくらい大きくないと☆」くらいには思ってしまいます。笑
冒頭にも書きましたが「なにか達成感がほしい」という方にはとてもオススメですよ。
見た目より作るのは難しくない
このレゴはもちろんパーツ数も最多、そして完成した外観から見える複雑さを見るとなんとも手のこんだ難しいものに見えます。
しかしここまで複雑に見えますが、じつは工程が多いだけで一つ一つのパーツを組み合わせていく作業はさほど難しくないんです。
けして ”手先が器用すぎる能力” がいるものではありませんでした。
必要なのは根気と作業スペース、そしてワクワクする気持ちだけです。
難しかったポイントを挙げるとすれば
写真は、4歳の息子にパーツの組み合わせかたを教えながらそれをやってもらっているところ。
私は「息子とつくる」という目的もあったので寝るまえの時間をつかっていっしょに作っていたんですね。
先に「工程自体はさほど難しくない」と述べた通り、子供にもできるような工程はいくつもあります。
そんななかで、あえて難しかったポイントを挙げるとすれば、下記のようなことでした。
不安定な箇所へ接続パーツが多いものを合体させるとき。
接続パーツ(ピン)というのは、このようなパーツです。
この接続するためのパーツ(ピン)を、下の写真のようなパーツの穴に差し込み、他のパーツとくっつけていくんです。
しかし、下のような形をしたパーツに上のようなピンがたくさんついていたり、すでに大きくなったブロックのかたまりになっていたりすると、これがなかなかハマらなかったりして苦労する場面はありましたね。
しかしそれもだんだんとコツがつかめるようになってくると「慣れ」でカバーできました。
パーツの接続先がわかりづらいときがある
形が複雑になってくると、説明書の絵だけでは接続先の正確な場所がわかりにくい工程もありました。
しかしそんなときほど落ち着いて、それぞれのパーツをよく見ながら考えると「あ!なるほど、こういうことね!」と納得できます。
そしてそうしていくなかで多少わかりづらくとも「こういうことだな♪」というカンや予想がつくようになってくるのもおもろみ。
そもそもここまで複雑で細かな説明を、すべて図解だけで示す説明書はとても素晴らしいので、そういうところも驚きだったりします。
ほかのレゴと比べてどのように良かった?
さまざまなレゴをつくってきましたが、「全地形対応型クレーン」はあきらかに他のレゴとはちがう感覚を、つくる間中ずっと感じていました。
ほかと比べてどう良かったのか、言葉で表現するのは難しいですが挙げてみようと思います。
とにかくメカ感がすごい!
この「全地形対応型クレーン」は、つくっている途中にこそふつうのレゴにない複雑さや精巧さを感じる瞬間がたくさんあります。
完成品だけを見て手に取っただけでは感じることのない、特有の感動ですね。
そしてもちろん完成した後には、それを作成した者であるからこそわかる、そして部分ごとに思い出すことのできる制作過程に気持ちがあがるものです。
なにかものすごい物を作っているような気分になる!
ふつうの規模であるレゴをつくっているときは、ある程度の大きさや予想がつく感覚がありますが、このレゴは下の車台部分ができあがるくらいまで予想がつきづらかったです。
それでいてかなり複雑な形に入り組んでいるので、つねに「これが完成したらずごいぞ!」という気分を持ったまま制作をし続けることとなります。
とても複雑で大きなブロックのかたまり同士が合体し、どんどん大きくなる。
そうやって複雑に合体し合って大きくてとてもメカニックな物が出来上がっていく。
その長い工程の中で「自分でもこんな物を作り上げていくことができるんだ!」という気持ちと自信が強くなっていくのを感じることができます。
さいごに。これは ”ただのレゴ” じゃないです。
ここまで大きいレゴは初でした。
店頭で見るよりも自宅にやってきた箱をあらためて見るとびっくりするほどに大きい。
抱えてみると、ずっしりと重い。説明書も分厚いものが2冊。1~13までの数字がかかれた大小の袋は全部で20袋くらいあります。
最初にこの状態を見ると正直「自分にこれを作ることができるんだろうか。ましてや4歳の息子といっしょに。。」という不安に駆られる瞬間もありました。
しかし作っていく工程のなかで次第に夢中になり、まだ本体のどこの部分になるのかまったくわからないくらいの小さいパーツの集合体を組み合わせながら、ふとある工程で「ここだったのか!」とわかる瞬間には感動したものです。
完成という大きな達成感へ向けて少しずつ進んでいく作業のなかで、「完成はまだまだ先だな」と思いながら作成してました。
しかし息子と楽しみながら、そして時には無心になりながら集中して作成していく日々のなかで、だんだんと完成が見えてくるころには・・・不思議ですね、ある種の ”さみしさ” さえ感じたものです。
家族からは「こんなのどこに飾っておくの?」と言われながらも(笑)、Twitterで途中経過を発表したら「すごい!」「大作だ!」「これほんとにレゴなの!?」等の声をたくさんいただき、モチベーションが上がっていました。
息子も、毎日ニコニコした笑顔で遊んでくれています。
「全地形対応型クレーン(42082)」の、さらにくわしい図解はコチラ♪
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