先日、息子といっしょにレゴテクニックのなかでも最大のパーツ数と大きさを誇る「全地形対応型クレーン」をつくってみました。
全体的なレビューはこちらをご参照ください☆
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レゴテクニック最大級!「全地形対応型クレーン(42082)」をつくってみた!
大人のレゴと言われる「レゴテクニック」。 そしてそのレゴテクニック史上で最大級に大きい、そし ...
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ここでは、これからつくる方のイメージがわきやすいよう、そしてすでに作ってみた方にとっては楽しい工程を思い出しながら見てもらえるよう、ところどころを写真でレビューしました。
小さなパーツのかたまりでもその複雑さに、そしてその精巧さに心をうばわれるような作品。
そんな作る工程をたくさんの写真でご紹介したいと思います。
まずは箱がデカい!!
つくる前、最初に思うのはこれでしょう!
とにかく箱が大きく、店で見ても大きいとは感じましたが家で見るとまた一回り大きく見えるものですね。
そしてとっても重いです!
いいですね~。
やっぱり表紙を見るとワクワクしてきますね☆
そしてこの大きな箱、じつは表紙が開きます。
これをじっさいに見ると、思わず「おぉぉ~。」という声が漏れてしまうほど。
これくらいメカニックなものが、さらに長くアームを伸ばすとかなり迫力があるものですね☆
※とても大きくてずっしりと重いので、断然ネット注文がオススメですよ!
これからつくるにあたり
大きな箱の中には、パーツがかなりたくさん入っています。
そして車体の下半分の袋のかたまりと、上部の袋のかたまりできちんと分かれています。
これはほぼ下半分だけの1~4。
説明書も2部にわかれており、2冊ともに厚さはこれくらい。
1冊目のページは347までで、工程としては「タイヤの取り付け」までである662までです。
千里の道も一歩から。
これからとても長い工程がはじまるんだなぁ~と考えながらも、作り始めさえすれば勝手に手が動きます☆
このレゴの特徴は、ギヤパーツが多いところ。
完成したときにいろんな場所が連動したり、スイッチの切り替えで別の動きをつくりだしたり。
そんな動きを全部、こういったギヤで作っていくんですね。
やっぱり長い工程のなかで「いま自分は正確につくれているんだろうか。。」と不安になることもしばしば。
複雑になってくるとなおさらそうです。
そこで私はたまにこうして「説明書とまったく同じだよ~」の写真を撮っていました。
不安なときほど、説明書とまったく同じであるときにとても安心するんですよね。
ポイント
上記のように、ときどき説明書としっかり細かいところまで合っているかどうかを確認する作業は大事です。
後から誤ってた部分を訂正するために分解して。。という作業は時間もかかるしモチベーションにも関わってきます。
車体の下半分の形が見え始める
大きいものを作るとき、つくり始めはまだ自分がどこの部分をつくっているのかぜんぜんわからないですよね。
でもこうしてすこ~しずつ形がわかり始めるとちょっと嬉しかったり。
私はこういう複雑に入り組んだような、不思議なかたちを見るとワクワクします。笑
複雑に入り組んだ形をしたかたまりに、さらに縦横ななめ、そしてギヤ。。
これを繰り返しながら次第にまた複雑でメカニックな感じがつくり出されて行きます。
先ほど作ったかたまりを、もうひとつのパーツ複合体へ。。
レゴテクニックって本当に精巧にできています。
あちこち飛び出た接続パーツがまっすぐ綺麗に入っていき「合体した!」という手ごたえとともにしっかり結合します。
そうしてつながり、周りにそれを補強するようなパーツを組み込んでいけば、もう簡単には外れなくなります。
逆に怖いのは、ここまでガッチリと組んでしまったあとに、どこかのミスを発見するときですね。
今のところは大きなミスをしたことありませんが、考えるとちょっと怖いなぁ。
ポイント
だんだんと、メカニックなパーツ同士が合わさって大きな形を成していくところ。
とにかく「ギヤのかみ合わせがうまくいっているか」を確認しながら進めましょう。
息子もたまに参戦したり。
今回、つくりはじめたきっかけでもある「息子と楽しむレゴ」。
できることは何でもやらせていました。しかしまだ4歳には難しいところのほうが多いので私がほとんど手伝うのですが、たいせつなのは ”いっしょに” 楽しむことですよね☆
注意ポイント
さらに小さいお子様がいらっしゃる家庭で作成するときは、小さいパーツの誤飲などに気をつけてください。
あとは遊んでいるときに床へ落下させてしまう等して壊れると、一度分解して前までさかのぼって作り直し。。ということも。
十分に注意して、つくる作業をいっしょに楽しみましょうね☆
車両下部のもう片側をつくる
車両上部の、車体をクルクル回す部分のまわりがもう少しでできるところです。
片側だけでこんなにメカニックなのに、もう片側まで組み込んだらどんなふうになるだろうとワクワクしながら。
そうして合体させると、こんな感じになりました。
だいぶ大きくなってきたし、両側が対称になるとなんだか安定したような形になりますね。
裏側から、独立するための足まわりをつくる!
上側ができあがったら、次の工程は裏側から「足まわり」をつくっていく作業。
こちらも、まずは片側の足から☆
この状態だと安定しないので、はやくもう片方もつくりたいですね。
パーツを動かしてみるとわかりますが、それぞれのギヤが連動しうまくタイヤの動きをつくっているんですね。
こういうところにレゴテクニックの精巧さを感じます。
ポイント
レゴではしばしば、両側が同じ形であるために「同じ工程をもう一度」ということがよくあります。
めんどうな気持ちになりますが、2回目に作る(もう片側)ときは手が覚えているので早く作れますよ☆
そしてもう片側もつくると、これくらい長くなります。
このあたりまで来ると なんとなく完成した大きさがイメージできるようになり気持ちがあがってきますよ☆
エンジン部をつくる
レゴテクニック重機・乗り物のなかで、車両が前後するたびにピストン運動するエンジン部を搭載しているものがあります。
これをつくるのは難しそうなイメージでしたが、パーツの順序や向きを間違えなければすぐにできましたよ。
これがつくのが、ここ。
エンジンがつくだけでだいぶ印象が変わりますね~。
注意ポイント①
エンジンは、中身におなじような形をしたパーツをいくつも組み合わせるところがあります。
似ているパーツでも組み方を間違えるとうまく動作しない・ハマらないということもあるのでよく注意してください。
注意ポイント②
このあたりの工程で、ひとつだけなぜか「外れやすいギヤ」があり、本体をひっくり返しただけで落ちてくるものがあります。
しかし次の工程で、それがなかったことに気づいてもガチガチに固定されたあとにつき手遅れですので十分注意してください。
※ギヤの画像が手に入ったらアップします。
クレーン上部が乗る回転台
これで、あとは回転台をつくれば土台は完成。
もう少しで土台が完成すると思えば、やる気もあがりました。
回転する部分をがっちりと補強するようなつくりです。
この部分は360度くるくる回るので、息子といっしょに回して遊んでいましたよ。
ポイント
回転台の円形をつくるときは、「地面側を向いているのか」「上側を向いているのか」を気を付ける。
おなじようなパーツに見えて かみ合わせが異なります。まぁこれは誤っていてもすぐに修正できます。
タイヤがついてテンションあがる!
まだもう少し工程あるかなぁと思っていると、あとはタイヤを取り付けるだけでした。
どんなレゴでもプラモデルでも、乗り物であれば「タイヤをつける」というのはとても好きな工程です☆
タイヤを前後に動かすとリヤ側のエンジン部品についたオレンジ色の羽のようなパーツが回転し、裏側のギヤが連動してしっかりと回ります。
これで、下部の工程は完了っ!!
なんだか一気にしっかりしたような印象。
ポイント
タイヤを本体へつけるとき意外とすんなりハマりませんが、思い切ってグッと押すとうまくハマりました。
上部をつくっていく
さて、ここからは後半戦ですね♪
下部もなかなかでしたが、さすがアームを動かしたり細かい動きの指示を出す部分であるだけにギヤもかなり多くなってきましたよ。
ポイント
ここは完成後に電動で動きの指示を出す、とても重要な部分です。
しっかりと説明書を見てとにかくギヤがきちんとかみ合っているか、場所は合っているかを慎重に確認していきましょう。
モーターを搭載
「どこの工程でこれを付けるんだろう」と思っていましたが、ついにそのときがやってきました。
このモーターが付いたあと、実際に電池をしっかり入れて「試運転」する作業があるんですが、きちんと動くかどうかムダに心配になります。笑
組み方がちょっとでも誤ってズレていたり、ギヤがちがう位置についていたりすると動作しなくなります。
しかし不安をよそに、きちんと動いてくれました♪
ポイント
電池は単3が6本必要です。 ※別売り
モーターでひもを巻く作業に感動
けっこう長いひも。
モーターがきちんと動く、そしてギヤパーツがきちんとかみ合い作りにもミスなし。。
という条件がそろっていれば、電動でひもを巻くことができます。
説明書どおりにレバーをギヤチェンジし、モーターでひもを巻く。
「ウィ~~~ン」という音とともにきちんとひもが巻かれていきます。
やっぱりこの瞬間って「よしっ!きちんとできてた!」と、まるで答え合わせできたような感覚ですよ。笑
ポイント
ひもは、はじめ結んであるためすこし ”ヨレ” があります。
いちど全部をまっすぐ伸ばし、ヨレを伸ばしてから巻く作業に入ることをオススメします。
下部と上部の合体!
下部がまるで平台車のように平らだったところに、いよいよ上部をのせていきます☆
さて、ここに・・・
よいしょっと。
よ~し、イイ感じにハマりました☆
しっかりと固定できるように補強のピン止めをすれば、もう安心の安定感。
個人的にはこの状態がとても「メカ感」を感じて好きでした。
下部に加え、上部の主要な動作をつかさどるパーツがむき出しでそれがまたカッコいい♪
未完成ながら「このまま飾っててもいいのではないか」と思えるような感覚さえありましたね。笑
アームは意外とすぐにできた
クレーンにとっては命とも言えるアーム。
写真だけ見ると、とても複雑で「作るの大変かな」と思っていたのですがそうでもなかった印象。
ただ長いので、横に→ 横に → 連結をしていって端だけ目的にそった別の作りをしていく感じでした。
このあたりの工程は夢中になってしまい、写真がすくなくなってしまってすみません^^;
いよいよアームを本体へ
さて、こんなカッコいいアームですが取り付けもさほど困難ではなかった印象。
ハマるべき場所に根本を当てて、補強するのみです☆
この写真が取り付けた直後。
こう見ると、あらためてアーム長い・・・!
ヒモもきちんと外れずに固定できて安心しました。
注意ポイント
ヒモを送るための「ベアリング」ですが、小さいものと大きいものがあります。
説明書では若干わかりにくく、よく見なければ逆につけてしまうと後から外しにくいところを外してつけ直して・・・という面倒なことになるので注意が必要です。
しばし完成したような気分に
ここまでの形ができるともうクレーン車以外のものには見えず、そしてメカ感もしっかりあるような状態なのでなんだか完成したような気分になるんですね。
工程のなかでもアームの長さやメカ感にしばし、愉しみを覚えるときですかね。
さいごに運転席と車体ボディカバー
いよいよこれが、さいごの工程となります。
運転席はシンプルなつくりなので「ここがライトだな~」と気楽な感じで楽しんでつくれました。
まわりの車体カバーも、これまでの工程とくらべればとてもシンプルなので、なんだかあっけなくつけ終えてしまった感じ。
さいごに。”巨大レゴ” をつくり終えてみて。
別記事でも書きましたが、私がそもそもこんなレゴテクニック史上で最大のパーツ数をほこるような巨大レゴをつくろうと思ったのには理由があります。
それは、息子を喜ばせたかったこと。
そして、ひとが見てすごい!と驚くような何かを作り上げてみたかったこと。
この2点ですね。
単純かもしれませんが、これをしっかり作り上げられたらすごいな、そして息子といっしょにこれで遊べたら絶対楽しいな、という単純な理由からです。
でも結果、きちんとつくり上げましたし、毎日「パパあそぼぉ~」と言ってクレーンの近くまで手を引っ張られ、電動で動く大きなクレーンをとても嬉しそうな顔で眺める息子を見ているとほんっとうに作ってよかったなとつくづく思います。
やはりところどころで難しいポイントってあったんですが、「あぁ、こういうことのためにこのパーツをつけるのであればこういうことかな」というようにきちんと考えればできることって多かったです。
ちがうパーツの穴に一生懸命長いピンを刺そうとしてうまく刺さらず、よく考えたら説明書を見間違ってるだけですぐ隣に刺すものだったとか。笑
そもそも「世界のレゴ」ですから、図解だけでこんなに複雑な説明をできてしまっていることがすごいんですよね。
それはわかりにくいところがあってもしょうがないのかなって。。まぁそれがほぼないのがかなりすごいことですけど。
いえ、大変ではなかったです。
レゴって、ひとつのかたまりをつくってもう一つのかたまりと合体させて・・・っていう作業の繰り返しなんですが、そういうかたまりができるたびに「一区切り」なので、そのたびにその ”複雑なもの” を撮っておきたくてどんどん撮ってました。笑
息子も、いっしょに作りながらも隣でじっと見てたり、私が作ってるのとちがうほうのかたまりで遊んでたりして大人しかったですよ。
ええ、もちろん! ・・・ただ、置き場所だけが問題。笑
ほんと大きいので、あまりたくさんつくると飾っておく場所がなくなるんですよね。自分で気持ちこめてつくったものなので誰かにあげるのもなんか。。
なので、すこし時間をおいて部屋のスペース考えてからまた挑戦したいなと♪
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