レトロな喫茶店。
そう聞くとどんなイメージがわきますか?
私が訪れた『柴原(しばはら)珈琲店』は、まさに私が頭に思い浮かべるようなレトロ喫茶でした。
私はいつも車で通りすぎていたのですが、その外観からも感じる”レトロ感”がとても気になり・・・
ついにその年季の入った木製ドアをゆっくりと押してみまたんです。
\この本で紹介されています/
-Contents-
外観・内観ともに素敵レトロな柴原珈琲店
磯子にある片側が2車線の大通り。
人の通行は少なめであるもの、多くのトラックや車両が1日中せわしく行きかう通り。
そんな通りの端、まるでそこだけ時代の流れを拒んでいるようにひっそりと建つ木造の喫茶店があります。
それが、柴原珈琲店。
木製のドアをゆっくり開けると・・・
レトロ喫茶特有の”異世界”な空気がそこにありました。
大通りに面している喫茶店であるにも関わらず、ドアを閉めてしまえばシンと静まる。
ほんのり緊張しながらドアを開けたその手も、優しそうなマスターの「いらっしゃい。」という声にゆるむ。
平日の昼下がりということもあり、お客さんはカウンターに2人だけ。
そのカウンターの後ろではマスターが豆を挽き、常連のお客さんと世間話に花を咲かせていました。
「う~ん!珈琲の良い香り。。。♪」
どこか昭和を感じさせる、可愛らしいレースのかかった窓からは昼下がりのやわらかい日ざしが降り注いでいました。
騒々しい車の多い通りを歩いてきた私は、日差しがこんなに優しかったんだという事に気づかされる。
「レトロ喫茶」と一言で言っても、無理に雰囲気を作り出そうとしていたりどこか方向性がズレたような喫茶も残念ながらたまに見かけます。
しかしここはとても自然に古き良き時代の雰囲気を真空パックさながら、そのまま空間として存在させていることに心から安堵を感じざるを得ませんでした。
みなさんこんにちは。 イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1) です。 これまで雑誌やネット ... 続きを見る
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柴原珈琲店の名物は、ふんわりチーズケーキ
素敵な珈琲カップの並ぶ棚。
柴原珈琲店では、珈琲を注文したお客さんが好きな珈琲カップを選ぶことができるんです。
「どれがお好み?」
珈琲を挽く手を動かしながら、ちらっとこちらを一瞥するマスター。
ブルーが好きな私は、いちばん下の段にあるひときわ目を惹いた素敵なカップを選択。
大切に棚から取り出し、ゆっくりと珈琲の粉へお湯を入れるマスター。
珈琲の、あのうっとりするような香りがこの場所を中心に世界へ広がっているような気分になりました。
深みとコクのある”柴原ストロング・ブレンド”です。
そして、そして。
セットで注文したのが、もちろん名物のチーズケーキ♪

昼下がりに美味しい珈琲とチーズケーキ。
こういう時間だけは、日ごろのゴタゴタや心配事をわすれて、ただその場を楽しむ。
そういうところに”幸せ”があるんじゃないかなぁ。
このチーズケーキをいざ、食べてみましょう。
フォークで切ると、小さく”ジュワッ♪”と。
私のまわりのあらゆる音と声が、静けさに変わる瞬間。。。
個のチーズケーキ、口へいれると・・・
すごくふんわりしてる。
そしてふんわりと軽やかなわりに、ちゃんとチーズケーキの良さである”香り”が立ってる。
なんというか、そのやわらかさとか優しいコクとか、そういうところまでこの喫茶店とすごくマッチしてると感じました。

このチーズケーキにはバニラアイスが添えられていました。
私は普段バニラアイスって選ばないんですが・・・このアイスは美味しかった。
いわゆる安っぽい味がせず、ちゃんと美味しいアイスという感じ。バニラビーンズの良さがちゃんと生かされているような。
もちろん、チーズケーキに乗せていっしょに❤
・・・これはたまりませんね!!
しっとりやわらかなチーズケーキに、バニラの味わい。
ふたつのテイストとコクが混じり合い、口のなかの”冷たくて温かい”食感の向こう側から幸せのテイストが身体を包み込む。
室内の空気がまたいっそうスローになったように感じました。。♪
『柴原珈琲店』の詳細
木製の年季の入ったドアを開けた瞬間から、古き良きレトロな素敵空間にタイムスリップしたような気分になる喫茶店。
とても穏やかで話しやすいマスターが美味しい珈琲、そしてチーズケーキを提供してくれますよ♪
◆店名 :柴原珈琲店(しばはらこーひーてん)
◆TEL :045-754-0585
◆住所 :神奈川県横浜市磯子区原町9-17
◆駐車場:なし
◆定休日:火曜日・水曜日
◆営業時間:10:00~18:30
◆タバコ :全席禁煙
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