心理学

嘘がやめられない?虚言癖を直したい人へ分類別の処方箋4つ【経験者より】

みなさんは、どんなときに嘘をつきますか?

 

私はかつて、とっさに口から嘘が出るような人間でした・・・自分を守るために。

日常での小さな嘘ならまだよかったのですが、社会人なりたての頃は仕事をしていても「ヤバい」と思ったら言い訳のなかに嘘をまぜてみたりして。

 

そしてそれがバレてしまったときの状況悪化に関しては・・・

もう一生思い出したくないくらいの事になったことさえあります。

 

 

どうしてもやめられなかった「嘘」「虚言癖」

しかし、あるきっかけ(後述)をもとに、少しずつですが嘘を減らしていくことができたんです。

 

あんなに嘘をやめられなかった過去の私が、やめることができるようになった考えかた。

それを嘘・虚言癖がでてしまう心理的な「タイプ別」に分類しました。

 

 

そして、それぞれに合った“処方箋”を贈りたいと思います。

 

\ 嘘でなく”手口”にする心理術が面白かったです /

 

 

嘘・虚言癖の分類①:「共感が欲しい型」

 

嘘や虚言癖が自然と出てしまう人の特徴1つ目として「とにかく共感がほしい!」と思っている人に分類できます。

 

それは自分があることを経験し、そのときの感情や思ったことをとにかく他人にわかってほしいという気持ちからきているんですね。

 

共感してほしい型

◆良い経験 →話を盛ることでなおさらいっしょに喜んでほしい

◆悪い経験 →なかったことを付け加えてでも共感してほしい

 

人からの承認欲求を満たしたかったり、”自分が悪くない” と人から認めてもらいたいがために“なかった出来事”で話を大きくしてつたえてしまう。

 

ある男性
こぉ~んなことあったんだ。そうだよね?やっぱり僕は悪くないよねぇ~?

(べ、べつに事実から大きく離れたことは言ってないもんね・・・。)

 

あった出来事をそのまま伝えてしまうと、相手からイマイチ共感を得られないかもしれない。

なのでいっそのこと、話に枝葉をつけて伝え共感してもらうことで自分を正当化している、という特徴がみられます。

 

【処方箋】自分の個性を大切にすること。

上記のように、自分が感じた事をとにかく他人から認められたいがために自然と嘘をついてしまう人には、このような処方箋を。

 

 

「自分の個性をたいせつにすること。」

 

 

人から共感してもらうことって、すごく気持ちがいいものですよね。

でも、出来事とちがうことを話したり過剰に盛った話をすることで得られた共感って結局は本当の共感を得ていません。

 

 

なので「共感を得たい」という気持ちから「この人ならどう思うかな?」という気持ちへとシフトしていくことです。

 

 

そして人から共感を得られなくても、そして思ったのとちがう反対の意見が返ってきても、それはそれでいいんです。

逆にそういった「共感してもらえないこと」があるからこそ、自分という人間を考え直すきっかけになるわけじゃないですか。

人が成長するときですね。

 

ポイント

少しずつでいい、自分がバリバリ主観の盛ったような話でなく出来事のそのままを受け止め、人へ伝えてみる。

そうすることで、これまでとは違った感覚を受け取ることになると思います。

でもその感覚を”怖い”と思わず、どうか積み重ねてみてください。

そこにあなたの ”個性” が見えてきて、同時に成長できるチャンスをつかむことのできるあなたが現れるはずです。

 

\ 自分というものをしっかり見つめ直したくなります /

 

 

嘘・虚言癖の分類②:「過剰に見栄をはる型」

 

嘘をつく、虚言癖のある人の特徴2つめは「過剰に見栄を張る人」です。

 

もちろん人は社会のなかでコミュニケーションをとるにあたり、多少の見栄をはらなければいけないときはあると思います。

しかし「自分はすごいんだ。人とは違う。劣っているわけがない。」という気持ちから、見栄を張りすぎて自分の首をしめるようになるとツラいですよね。

 

そしてそのプライドが揺るぎそうになることで不安をおぼえる。

「自信が崩れて傷つく」という恐怖を胸の奥にしまいこんでしまう。

そして時がきたら、口から自然と嘘がスラスラと出てくる。

 

このような人は、過去に嘘や虚言癖で周りから認められ快感を感じたことがある人が多いです。

そのときの気持ちを忘れることができないんですね。

 

まゆみ
たしか〇〇さんってエクセル得意なんですよね。仕事ができる人って素敵!
ええ、だいたいのことはできますね。過去にこんな仕事したことありますし。

[st-kaiwa2]キャーかっこいい♡ 今度私にもおしえてください♪[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1 r]う、うん。(ほんとはほとんどできないんだけどな・・・。)

はやと

 

 

【処方箋】本来の自分でいることの“楽さ”を知ること

見栄をはる型の人には、本来の素直な自分でいることがいかに楽であるかを身を持って知っていただきたいです。

頭で知るのではなく「身をもって」です。(私もそうだったので。)

 

このタイプの人は目の前にある、“自分を大きく見せる評価”をムリしてでも取りに行き、実際にそういった評価を得ることもあるでしょう。

しかし、そうすることでだんだんと実際の自分とのズレが生じ、結果的に人から「なんだ、できないじゃん・・・」と余計悪い評価を受けることになります。

 

とにかくそのままの自分で良いということ。

 

「それでいいんだ」と気づけたときには、難しく見えていた人生が明るくて優しいものに見える瞬間がきっとあるはずです。

 

\ これらの話からあなたはどんなことを得られるか /

 

 

嘘・虚言癖の分類③:「おりこうさん型」

 

失敗するはずがない自分。

自分のなかに「こうでないといけない」という“硬い芯“がある。そこから脱線する自分はプライドが許さない。

 

いい子、いい人でいることが自分を保つことになっている。

まぁ、いつも”おりこう“であればいいのですが、そこからズレるたびに現実と理想をうめるような嘘をついてしまいます。

 

ある女性
このまえ頼んだ資料、もう作ってくれたよね?
ある男性
はいっもうできてます。あとは最後の添削だけです~。

(忘れてた・・・ほんとは聞かれる前にやっておくべきだったのに。)

 

 

【処方箋】正直でいること。まずは意見を言う

 

おりこうさん型の人には、正直になり自分の意見を言うことからはじめてもらいたいです。

 

もちろん“おりこうさん思考”で 人から良く見られるのは気持ちがいいですね。

それが本来の自分であったなら、素晴らしいと思います。

 

でもそうなりたいがために嘘を重ねてしまっては、常に仮面をかぶっていないといけなくなりますよね。

 

ぜひ「こうあるべき」を頭から離し、良い・悪いという価値観を度外視してみましょう。

その状態で本心に問いかけることで、まずは自分という人間を知ること。

 

その上で周りの環境を見つめなおしたとき、もっと自然で素直な自分はどんな自分なのか。

そしてどうすれば、そんな自分になれるのかということを考えてみましょう。

 

本心や意見を言うことは悪いことではないんです。

そしてそもそも、同じできごとでも人によって受け取り方や感じかたが違うなか、本当の“おりこうさん“になるのは極めて難しいことなんです。

 

hayato
ゆっくりと、自分の本音で生きられるようにしましょうね。

 

\ 恐れず話し、素直な質問によって人から学びましょう /

 

 

嘘・虚言癖の分類④:「嫌われたくない型」

 

心のなかに理想の自分像があり、そのイメージした自分でなければ嫌われてしまうと考えているタイプの人。

自分に対しては「こうあるべき」の意識が強く、そして人に対しては「こうあってくれるはず」という固定した考えかたがある。

 

自身が行動するなかで“べき”からズレることをしてしまうと嫌われてしまうという考え。

ある種の人への不信感があるため、嘘をついてでも自分のもつ“べき”を通そうとするんですね。

 

会話8:「あれ、もうやってくれた?」

会話4:「も、もちろんやりました。私が忘れるはずないじゃないですかぁ~。」

(やってないなんて言えない・・・評価が下がっちゃう。)

 

このタイプの人は人に対しても理想があるため、そのイメージ通りでない行動をされるとストレスに感じたり傷ついたりしてしまいます。

 

 

【処方箋】自分・人を過信しすぎないこと。

 

上記のような人は「過信しすぎないこと」です。

もちろん自分に自信をもつのはとても良いこと。(このブログでも「※過去記事リンク」という内容をお話しているくらいです。)

 

しかし自分に対して、どこか「カンペキじゃないとダメだ」という考えはないですか?

そして理想のイメージからズレたらガッカリされると心の奥では思ってしまっている。

 

でも、万一あなたが“ズレ”によって悪い評価をされたとしても気にする必要はないんです。

まぁそのときは評価が下がるかもしれません。でも、その失敗や「やってしまった・・・」という反省から人は成長するからです。

 

本来、人からの評価なんて関係なく自分や大切な人が幸せであればいいはずです。

 

あなたが思っている以上に、人はあいまいなもの。

自分や他人に対しては過信せず「こんなもんかな」「まぁいっか」くらいの気持ちで構えていましょうね。

 

\ 私の人生を変えたアドラー心理学 /

 

 

大丈夫。嘘・虚言癖は直すことができます。

 

過去に筆者自身も、嘘についてたくさん悩んできました。

そして嘘をつくたびに罪悪感はだんだん薄れ、とっさに口からうまい嘘が流れるように出てくるまでになっていました。

 

 

ここに書いた嘘の「型」は、嘘に悩む人からの話もありますが、第一に”過去の自分自身”です。

 

 

どうしてもやめられなかった嘘。

たくさん苦しみました。たくさん、叱られました。

 

でも自分自身がなにかきっかけを得て改心しなければ、いつまでだって嘘をつき続けることになる・・・

そんな怖さがありますよね。

 

今ならば、嘘のさみしさがわかります。

だって、嘘をついて得たぬくもりや評価、快感・・・それらも全部、“嘘”なのですから。

 

hayato
もちろん適度な見栄や言葉の彩、優しいウソが必要なときはありますけどね。

 

もちろん、それも心から信じることができれば自分のなかでの「本当」にすることができます。

嘘・虚言癖がやめられなくなる人がたくさんいる理由のひとつなのかもしれません。

 

 

しかしもし「嘘をやめたい!」と思うのであれば、ぜひここに書いた「処方箋」であなただけのお薬を手に入れてみてください。

 

「もう遅すぎる」なんてありません。

きっと“嘘”を乗り越え、素直になったあなたのほうが人生を楽しく、温かくすごせるはずですから。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

hayato

幼いころから要領の悪かった私はたくさん苦労してきました。しかしそんな私であるからこそ自分なりの考えや、うまくいっている人の研究を熱心にすることで良い方向に進むことができたと思っています。これまでのさまざまな経験から、こんどは過去の私と同じように悩んでいる方へむけて発信していければと思っています。

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