みなさんは「ちょっとこれ言いづらいな。。」と思うことがあったとき、きちんと相手に伝えていますか?
もしその内容が重大ではないかぎり、ガマンしてしまう方も多いかもしれませんね。
しかしここであえて尋ねます。
あなたはそれでいいんですか?
ずっと、言いたいことを心のなかに閉じ込めて生きていくんですか?
私は過去、言いたいことを言い出せないただの”YESマン”でした。
その結果、職場ではなんでもかんでも自分がやることになったり、人からは利用されることが多くなったりしたんですね。
しかしそんな自分がイヤだとおもった事からムリのない方法にて相手へ伝える方法を考えてきたんです。
ここではそのことについてお話してみようと思います。
\ 目からウロコの話法。読まないと損なレベルです。 /
-Contents-
言いづらいことを伝える前に「感謝」をいれる
人に言いづらいことは、「カンタンな一言」を入れることでとても言いやすくなります。
それは感謝の言葉です。
人ってどんな状況においても「感謝」されることで、不思議と怒りとか不満にはつながりにくくなるんですよね。
たとえば車の運転で、ちょっと変な入りかたされたとき。すこしムッとしますよね。
でもそこで「ありがとうっ!」みたいな爽やかなジェスチャーでお辞儀でもされたら「まぁ。。いっか。」みたいなきもちになりませんか?
感謝にはそういう”不思議な力”があるんです。
そもそも、言いづらいことはなぜ言えないかということを考えてみればわかります。
それは「相手がキズつくから」「失礼なんじゃないか」とか「空気読めないヤツだと思われる」という理由からですね。
だいたいそういう風に考える人は”ストレートに伝える”ということが念頭にきているんです。
【ショートコント:ストレート過ぎる人。】
そうではなくて、まずはなにか言う前に感謝してみる。
【うまく伝える例】
職場でも、断りにくい、言い出しにくいことはいつでも起こりえます。
【ショートコント:ストレート過ぎる人】
では、感謝をしてみましょう。
【うまく伝える例】
ようは、相手のアクションに対してまず感謝を入れた上で、本心を後にもってくるということです。
これは多少ムリに感謝を入れ込んでも大丈夫。
相手の頭には「あ、なんかありがとうって言われたなぁ」くらいにしか残りません。
言いづらいことは一度「現状を肯定」して伝える
上記で言いづらいことの前に「感謝」を入れる話をしました。
それと似ているのですが、先に「肯定」を入れておくことで伝えやすくなることがあります。
はじめから物事やあなた自身のダメ出しをされるよりも、先にプラスのことを言われてから指摘されるほうがすんなり入ってくることないですか?
それは、褒められたりポジティブなことを言われることであなたの心が嬉しくなり「受け入れ態勢」になるからなんです。
ポイント
伝える前には、まず相手の気持ちをつくってあげることが、うまく伝えるコツ。
ある日のプレゼン。本人は自信たっぷりだけど・・・まったくダメなとき。
【ショートコント:ストレート過ぎる人。】
【うまく伝える例】
どうせ言いたいことを伝えるのであれば、言葉をつかって相手の気持ちをこちらに向ける。
そうして話をするだけで効果はバツグンですからね。
言いづらいことは「相手の立場を思いやる言葉」のあとで伝えよ
「言ってあげたほうがいいけど、言ったら傷つくよな。。」っていうことないですか。
私のまわりにもちょっとズレたことを心から信じている人がいます。
もしくは、本人は気づいてないけど周りから見ると引くようなことをしている人とか。
そんなときには「思いやる言葉」をのっけると有効。
相手へ伝えるとき、言葉のはじめにつけるんです。
たとえば、
見てて思うけど、君のこういう所を直せばいい感じになるんじゃないかな。」
という具合ですね。
これは人から言われてみるとよくわかります。
はじめに共感してくれたり、思いやってくれるだけで後の言葉がすぅ~っと入ってくるんですよ。
どんな内容でもいいです。相手を見て「こんな所は良いんだけど・・・」という点をピンポイントで”思いやりの言葉”に直して伝えるんですね。
言いづらいことは「ポジ→ネガ→ポジ」で伝える
あなたは人に物を伝えるとき”いい話”と”悪い話”のどちらを先にしますか?
これ、じつは悪い話を良い話でサンドするのがいちばん良い方法なんです。
ここまで話してきた「感謝の言葉をはじめに持ってくる」とか「先に肯定してから」という話法の応用。
たとえば、とても一生懸命がんばってるけど空回りしてしまってる人に悪い点を伝えるとき。
【ダメな例】ネガ→ポジ
このように伝えてしまうと、初めに否定(ネガ)から入っているので後の言葉が素直に入ってこないんですよね。
そうではなくて、このように話すことで悪い空気にせず伝えることができます。
【伝え方の例】ポジ→ネガ→ポジ
ただ、こういう所ができてないから伸びしろがあるね。
でもそれができればもっと素晴らしくなると思うんだ。
このように、相手にとってのネガティブにあたる部分を真ん中にもってくる。
そうすることで、はじめの”ポジ”で心に話をきく受け入れ態勢ができ、次の”ネガ”で反省点を受け入れる。そして最後の”ポジ”で言葉をきれいになじませて後ぐされなくするんです。
さいごに。言いづらいこと伝えたあとに「どう変わるか」が大切
ここまで、言いづらいことをいかに伝えるかについて話をしてきました。
そのなかで私が大切だと思うのは、何度も言っているように「相手の心をつくる」ことなんです。
悪い話、気まずい話をいきなり吹っ掛けられて素直に聞く耳をもつ人なんていません。
なので話をする側が、カンタンでいいのでまずは相手の「聞く態勢」をつくってあげる。
話をするのはそれからです。
そして言いづらくても言わなきゃいけないとき。それって少なからず物事が好転するときですよね。
ですのでそれに気づいたあなたは、言ってあげるべきなんです。
そしてどうせ言うならば相手に感情的な勘違いをさせないようにすること。ポイントはそこです。
人間関係って時にめんどうですが、ここにお話したような「ちょっとしたコツ」でうまくいくことってあります。
うまく付き合っていきましょうね!
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