こんにちは。
イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。
きょうは転職先が決まったときの「心のもちかた」についてお話しようと思います。
転職先が決まり安心して嬉しい反面、どうしても襲ってくるのが「不安」ではないでしょうか。
仕事面でもそうですが、特に「人間関係をうまくいかせられるかどうか」、そして「自分がどう思われるか」というのが不安の対象になることも多いようです。
そんな不安を抱える方へ、これから新しい職場で働くにあたり陥りがちな考えかたに対してその対処法をご紹介します。
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過度に「期待されてる」と思わなくていい。
転職先が決まり新しい職場で働く事となったとき。
自分を受け入れてくれる職場から、下記のようなことを期待されていると考えてしまいませんか。
・これまでのスキルをバリバリに活かしてくれる
・仕事デキる人
・人間的におもしろい人
・部署の救世主
私も過去に転職を経験した時には「過剰に期待されているんじゃないか」とドキドキしたものです。
しかし安心してください。
職場の人たちはあなたに対して、はじめから仕事でも何でもできることは期待していません。
それよりも仕事に対するマジメさや、人に対する誠実さを求めているものです。
つまり”人間性”の面ですね。
そもそも”デキる人”だけでは会社が成り立ちません。
会社という組織は”業績を上げる”という一つの目標はあるにしても、さまざまな性格・得意分野や志向をもった人が混在して仕事をしている場所です。
皆がYESマンでもダメだし、皆が自発的に行動するような人ばかりでも、それはそれで困るものです。
会社ごと・部署ごとに、そこに適した性格や得意分野をもつ人が割り当てられているんです。
そこへ、自分が選ばれた。
企業側が「こんな感じの人がほしい」という要望に対し選ばれたからには、「過剰に期待されている」と思うよりも「自分に何かしら適したものがあったんだな」と思うのが、自然ですよね。
自分は「適しているから」選ばれたと思うこと。
背伸びせずそのままの自分で、できることをするべきです。
「面接で言ってた事とちがうじゃないか」なんて言われません。
転職なんて、自分にとってとても大きい事であるだけに「つい面接で背伸びしたようなこと言ってしまった。。」と不安になるようなこともあるのではないでしょうか。
結論から言うと、そこは気にしなくてもOKです。
面接官はきちんと”あなた”という人間を見通しているのと、話し方や経験値などあらゆる視点からあなたを見たうえで採用を決めています。
ちなみに私が現在いる会社では7割がた中途採用ですが、「面接と言ってること違うじゃないか」と言われたという話はきいたことがありません。
”どう思われるか”ではなく”なにができるか”を考えればOKです。
上記でお話したように、職場の人たちからとても期待されているような気持ちにもなってしまうもの。
しかし安心してください。
よほど面接で大ウソや出まかせ、詐称などしていなければ「そのままのあなた」で十分です。
面接官(人事)は、短い面接の中であなたのなかにある「この会社での可能性」を見ています。
あなたという人間の性格、そして経験や知識により「およそこのようなことができるだろう」という予想を立てているんですね。
つまり、あなたが面接でアピールした「これができる」の内容を一生懸命にやっていればひとまずOKです。
「難しい改善策の提案」や「自ら発案した企画」などは後で考えればよいこと。
まず仕事に関しては基本的なことから、そして自分ができることをやっていればとりあえず大丈夫です。
新しい職場でなじむには。意識して観察すれば見えてくることがあります。
新しい人間関係が始まるにあたり「良く思われたい」と思うのは当然のこと。
私は転職した先ではわりとうまくなじんでいけたと思っています。
そんな私が職場になじむために行ったことはいろいろありましたが、特に下記の3つは意識していました。
はじめは「おふざけなしのマジメくん」でいい。
新しい職場で良く思われたい気持ちから「ノリのいい奴だと思われたい」とか「固いやつだと思われたくない」という本音が見える方が稀にいます。
しかしいろんな方を見ていて思いますが、気負いすぎないのがいちばんであるということ。
同時期に入社した男性の話
私が入社したとき、同時期に別の事業所へ配属された方がいましたが、良く思われようとはじめからムリして上司に付き合いまくったり、ムダに愛想をふるまったり、(あとから知りましたが)自分の業務外のことにも手をだそうとしたりしていたそうです。
その後はそんな仕事のやり方に疲れペースを落としぎみになったのですが、まわりからの期待や印象が大きくなりすぎたために「やらないと評価がさがる」くらいの雰囲気になってしまい、心を病んでしまいました。
上記の人は、すでにその会社にいません。
転職って、新入社員としてよりも「期待を寄せられてるんだ」という気持ちになりがち。
しかしはじめからある程度のんびりかまえているほうが、今後の自分にとって有利になるものです。
本当の意味での"偉いひと"を見極める
私が見極めるべきだと言っているのは、その会社(部署)では、だれが本当の意味で流れをつくりだしたり上の人たちをうまく動かしているかというもの。
上の人は決裁をする立場ですが、このような人がいることも。
・思うように仕事の流れをつくることができる人
・各セクション責任者の気持ちをつかんでいる人
・みんなから好かれている人
職場を見渡すと、なぜだか理由はわからないけれどもうまく上役のひとの考えを動かせたり、多くの人から信頼されていたりする人がいるものです。
そこを見極めずに、はじめから上司ばかりに気をつかっていると後からやりづらくなる可能性もあります。
こういうことも始めからじっと観察していると、だんだんとわかってくることがあるはずですよ。
心のよりどころとなる人を1人だけ見つける
どんな職場においても、ストレスや人間関係の悩みというのはつきものですね。
そのようなときに思っていることや、上司に話すようなことでない内容について気軽にはなせるような人を一人でもいいので見つけること。
イチノセの同僚(女性)
私は転職後、一人だけとても話しやすい方に悩みや考えについて話している男性がいました。
しかし実は裏で上司とつながっており、話がすべてツーツーだったことが数か月後にわかりました。
もし話す内容が最悪な愚痴であったり致命的に伝わってはいけないことであったらと考えると...ゾッとします。
初めは表面上の社風しかわからなかったり、相談相手を誤りイヤな想いをしてしまうこともあるかと思います。
しかし焦らずゆっくり、そのような相手を見つけていきましょうね。
さいごに。注力すべきは、何だかんだ「人間関係」です。
どんな職種・業種の仕事であっても、結局それを行っているのは“人”。
私自身、前職でのハードワークや部署異動から事業所の異動、転職も経験しました。
そんななか私と同じように転職する人、転職してくる人たちと話しているなかでもいちばんに「たいせつだ」と共通で認識することは"人間関係が良好であれば仕事がキツくても何とかがんばれる"ということ。
転職のときは自分の仕事について不安をもつのも当然ですが、仕事はできることから。そして人間関係の構築にちからを入れるのが有効です。
もし転職先が決まって不安な気持ちを抱えている方はぜひご参考にしてみてくださいね。
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