こんにちは。
元気な2児の子供をもつパパ、イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。
なぜ私がこの記事を書こうと思ったのか。
それはまぎれもなく過去に私自身、我が子のことに対してストレスを抱え込みとても悩んだ経験があったためです。
子供の振舞いや行動、イタズラや行き過ぎた悪ふざけにうんざりして心に余裕がなくなったとき。
「こんなに可愛い時期は今だけなのに。。」と頭ではわかっていながらも、イライラした感情が先に来ることでツラくあたってしまい自分自身も傷つく。
そんな毎日を過ごす中で他の人たちが楽しそうであるなか「自分は子育てを楽しめていないんだな」と、とてもツラくなってしまった経験がありました。
しかし子育てに限らず自分に余裕がなければ物事って悪循環になってしまうんですよね。
私はそうやって子育てに心底疲れたとき、いつも子供に厳しく接する心の持ちようを「自分にとって楽に」見るようにしたことで大きく変わりました。
ここでは私と同じように、子育てをする上で気持ちに余裕がなくなってしまう方へ向け、私が楽に心を持つに至った考えかたについて見ていきたいと思います。
\自分の気持ちを楽にできるよう考えましょ♪/
-Contents-
”今しかできない経験” を楽しむ気持ちでいる
どんなにツライ経験であっても何年も経ってその状況を脱したときに思い返せば、笑えたりポジティブな別の気持ちになれたりするもの。
人間の心はすこしずつ変化していくものなので、いまこの瞬間に感じている気持ちや考えというのも時間が経ったあとには形を変えているはず。
そうであれば、せっかくこの ”今” という時に起きていることに対して「楽しんじゃえ!」という気持ちでいるほうが得ですよね。
それではどうすれば気持ちを楽にもっていけるのか。その考えかたについて見ていきましょう。
どんな出来事も「客観的に」見れば気持ちが楽になる。
先日、4歳の息子と2歳の娘が2階で遊んでるな~と思っていたら、なんとストックしておいたトイレットペーパーを4ロール半くらいでしょうか。
ぜんぶ部屋中にほどきまくっており部屋が真っ白になるという事件が勃発しました。笑
しかし心がまだ子供である私は、大爆笑。
息子を追いかけまわしながら自分も真っ白な海の中にダイブして転がりまくりました。
おはようございます🍀
きのうの夜は
トイペ4ロール分を
子供たちが全~~~部フロア中にぶっ放してくれた
おかげで、昨夜は家族みんなで
真っ白な部屋のなか大人げなくワイワイと
転がりまくって
楽しい夜でした😆笑っ✨きょうも自分らしく
がんばりましょ☕🌸#おはよう戦隊0523— イチノセ ハヤト@珈琲好きブロガー (@HAYABOW_1) 2019年5月22日
当たり前かもしれませんが子供って、本当に可愛いですよね。
一生懸命やってもできなかったり予想外の出来事になってしまったり、悪気はないのにとんでもないことになってしまって叱られたり。。
そんな毎日を過ごしていると、いつのまにか感覚がマヒして「また面倒なことしてる・・・」という気持ちになりがちなんですね。
それは、子供は目のまえのことが楽しいだけであるのに対し、私たち大人にはとても強い「先を見通す力」があるからです。
ある面倒な状況に面したとき。
子供:「わぁーーー!!楽しーーーぃ♪♪」
大人:「片づけなきゃいけない。。」「寝かさなきゃいけないのにまだ元気。。」
そんなときに有効なのは「状況を客観的に見る」ということ。
みなさんもテレビで、いろんなハプニング動画集を見ているときって笑いますよね。
それは自身に起きたことではなく遠いどこかで起きたことだからです。
もちろん家の中で起きたことを同じくらい遠くに感じることはできませんが、ちょっとだけ
「あぁ~なんか。。こんな状況に面しちゃってる自分・・・じつは面白くない?」
と考えてみるだけでも違います。
すべてではなくとも、10コのうち2~3コでもいい。
子供が何かをやってしまったときに、いっしょに笑ったり怒らなくて済むようなことがあれば、それは ”大変だった経験” から ”笑えた思い出” に変わります。
ポイント
・子供は目のまえのことがすべて。
・大人は出来事の先を見通してしまうからイヤになる
・状況を客観的に考え気持ちを軽くしてみる
・いっしょに笑えれば「イヤな思い出」が「楽しかった思い出」に変わる
よほど重大なことでなければ、おおめに見ましょう。
子供はさまざまな物に興味を持ち、できないことを自分でやろうとしたり危ないものでも "面白そうなもの" として簡単に手をのばしてしまうものですね。
しかし子供たちを見ていると、好奇心旺盛ではあっても一度「怖い」と思った物に関してはきちんと注意の姿勢を取ります。
つまり怖いのは、子供たちが危険であると知らずに行動すること。
そして周りに大きな迷惑がかかるのに、まったく気づかず(もしくはわざと)やってしまうこと。
そのような事に対しては大人が守ってあげるべきであるし、きちんと説明して教えてあげる必要があります。
しかしあまりにも細かく、そして子供がやることに厳しく考えすぎると気持ちが持たなくなっていくんですよね。。
ここでは子供に良い影響のある気のもちかたについて考えていきましょう。
親は「すぐに助けに行ける距離」から見ているくらいが良い。
よく公園や遊び場などで見かける光景。
子供たちが遊んでいるなかに大人が入り込み
「ほら、そのお友達に貸してあげなさい!」「順番変わってあげなさい!」「何やってるの、そんくらいやり返しなさい!」
と近くで執拗に声かけしている光景を見かけます。
私自身、とてもよく気持ちがわかります。
しかしあまりに親が介入しすぎると、子供目線で下記のように感じてしまうんですね。
子供の心で変換されがち
・単純に怒られたことだけが怖い
・自分は何をしても怒られるのだと拗ねる
・隠れて悪いことをする思考になる
・自尊心を傷つけられのびのびと行動できない思考となる
大人からするとまったくそんな気持ちはなくとも、子供に伝わるときにはそうやって「変換」されていることも少なくありません。
そういうときには、まずはすこしだけ子供の様子を見てあげて、そして大人が入るべきときのみ手助けをする。
そうして「ある程度のことは子供たちに任せる」くらいの気持ちでいるほうが親子双方にとって気持ちの持ちかたがぜんぜん変わってきます。
親はすこし離れたところから「危険でないか」ということをしっかりと見守ってあげましょう。
そうでないと、親も子供も心を消耗してしまうことになってしまいます。
「怒る」のではなく「叱る」。
これは妻と私でお互いにとても意識していること。
子育てをするときにいちいち「怒って」いたって仕方ない。きちんと「なぜダメなのか」を教えてあげる姿勢で接することは親と子、それぞれの心にとって大切なことです。
こんな言葉をどこかできいたことがあります。
自分のために怒る。相手を想い叱る。
つまり、
・「怒る」 → 自分がうまくかなかったことに対して感情を昂らせ相手にそのモヤモヤをぶつける。
・「叱る」 → 大切な人や子供に対して相手を想い、そして良くしてあげたいがためにする行為。
私の家庭では、叱るときにはダラダラと説くのではなく「短くビシッと」を意識しています。
結局のところ、まだ幼いうちはこれが効果ありですよね。
ポイント
・自分が ”怒って” いるのか”叱って” いるのかを意識する
・”怒る” 行為は親にも子供にも心に大きな負担がかかる
・叱るときには「短くビシッ」が効果的
子供には子供の社会があることを意識してあげる
自分自身が幼かった頃の記憶なんて昔すぎて覚えていないものですよね。
しかしきっと仲良しの友達やちょっと好きな子、さいきん仲良くなって悪く思われたくない友達もいたはずですね。
そんななかで親があまりにも干渉したり、叱りまくっていると子供によっては意地を張りたくなってしまう時があるものです。
子供によっては普段の振舞いからは想像しにくい程、思っている以上に繊細な心を持っています。
叱ったあとによくよく話をきくと「なんだ、カッコつけたかっただけか!」と微笑ましくなることもあるくらいです。
親から見れば多少気になるようなことがあっても、子供たち同士のことへは介入しすぎず「様子を見ていよう」という気持ちで構えていましょう。
ポイント
・子供によっては見かけによらず繊細な心を持つ子がいる
・むやみに他の子の前で叱らない
・特に男の子は人前では見栄を張りたくなるもの
・多少気になっても様子を見てみる勇気をもつ
さいごに。子育てに疲れたら休息の時間をつくる。
冒頭にも書きましたが、私は過去にとても元気な振舞いをする子供たちに心身が疲れ果てていました。
そして自分の子供が可愛いはずなのに、いつもツラく接してしまう自分のことが大嫌いでした。
そんなときに子供たちが遊ぶ姿をみて考えたことがあったんです。
親である自分が、のびのび育とうとしている子供たちを押さえつけているだけなんじゃ・・・?
そう考えた瞬間、なんだか親としての自分が恥ずかしくなったんですよね。
もちろん危険な行為だったり周りに迷惑をかけまくるような行為は許されるものではありません。。
しかしそれ以外の、子供の時にしか楽しいと思えないようなことは今楽しませてあげなくていつ楽しめるんだ、と。
いまは子供が幼いがために、親をイライラさせるかもしれない。
でも20歳になっても30歳になっても同じことをしているわけではないんです。
幼少時代という期間を、子供の純粋な気持ちとして楽しめるのは本当に「今だけ」なんですよね。
そういった大切な時間を、親である私たちがそっと支える。それを幸せと呼ぶことができるのではないでしょうか。
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