こんにちは。
イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。
みなさんは人と会話するなかで、ときに人の言葉が引っかかったり、思わず傷つけられたり悩む原因になってしまうことはありませんか。
私自身、こうして文章で人へ想いを伝えることを行っている関係上「言葉」がもつ力のすごさをとても感じています。
状況や場面によっては、その言葉が普段もつ力の何倍も心に訴えることもできれば大きな破壊力をもつことも多くありますね。
そんなパワーをもつ、言葉。
あなたにとって深く考えなくても良いことに時間を費やし心を消耗してしまうことは避けたいところ。
きょうはそんな耳を傾けるべき言葉とそうでない事について知ることで、ムダに悩むことを避けることができるよう考えていきたいと思います。
-Contents-
”誰が”その言葉を発しているのかをまず考える
自分が何かの行動を起こすとき。
そんなときには多くの「こうしたほうがいい」「やめておけ、できっこない」等の言葉がとんでくることがあります。
めざす目標が真剣であるほどそのような言葉に悩まされますよね。
以前、このような事を考えました。
きょうもおいしい珈琲をいただける
幸せな日です☕🍀さいきん思うのですが人の言葉には
耳を傾けるべきことと、そうでないことが
あると思います。相手の自己満な言葉なのか
自分にとって考えるべき
大切なことなのか。何でも真にうけると
心が消耗します🌸自分らしく
いきましょうね✨ pic.twitter.com/7SmDUdU3Zk— イチノセ ハヤト🍀アカウントをインスタへ移行しました☕ (@HAYABOW_1) May 30, 2019
このようなときにまず考えるべきなのは、一体「誰が」その言葉を発しているのかに注目するということ。
その人は成功した人か?
これまで、多く「語る人」を見てきました。なかでも人に「こうすべきだ」「そんなのはうまくいかないよ」と、まるで何でも知っているかのように話すことで人の行動をとめようとする方もいます。
しかし本当にそのアドバイスに耳を傾けるべきなのか・・・それは「過去に自分が成功した経験をもとに物を言っているのか」に注目するとわかりやすいです。
もしもただ”個人の感覚”だけで話しているのであれば、実際のことがその人からわかるわけではないのであまり深く考えすぎなくて良いと思います。
しかし多くの悩める人がこのような人たちに翻弄されるのをよく見かけます。
それは、あなたが知らないことを多少知っているということに対してアドバンテージを感じているためです。そうして自身のプライドを保っているんですね。
本当に成功した人からきく話というのは、良い内容も悪い内容も本当の意味で真にせまっている。
一般常識なんか関係なく、自分が経験したことを自身の意見や生の体験として語ってくれるはずです。
ポイント
知らないあなたに対し”寄ってくる人”ではなく、あなたから成功した人へ”近寄る”ことで有効な話をきけるような状況にしてみましょう。
傷つくことを言う人の心理
人の言葉によりショックを受けたり、傷つけられることがあります。
なぜその人はそんなことをいうのか・・・。
それには下記のようなことが考えられます。
・あなたのためを想い厳しいことを言ってくれる
・傷つくとわかっていても自身の目的達成のために言う
・相手が傷つくと思っていない
・不器用すぎてうまく伝えられない
・単に性格が悪い
このことについて考えてみましょう。
「傷つくとわかって言う人」には慎重に耳を傾ける
上記したリストのなかでも「単に性格が悪い」は論外です。
しかし上の2つ「あなたのためを想い厳しいことを言ってくれる」「傷つくとわかっていても自身の目的達成のために言う」というのは、あなたが傷つくとわかっていながらあえて言っていますね。
それが「想い」であれ単なる「目的」であれ、きちんとどこかへ”向かっている”ことは確かです。
もちろんあなたがその言葉や意見に対して賛成か反対であるかは別。たとえ反対であったとしても十分に議論の余地はあるのではないでしょうか。
逆にあなたがあえて”人の傷つくこと”を言うときを考えてみてください。
できることならば誰も傷つけずハッピーに物事を進めたい。でも、しょうがなく言いたくないことを言うわけですよね。
目的もなく、そして何も想っていない相手に対してわざわざ難儀してそんなことをするでしょうか。。。?
私はNOだと思います。
相手が「あえて傷つくようなことを言っているな」と感じた時には、なぜそんなことを言っているのか、その意図を慎重に考えてみましょう。
「傷つけるとわかっていない人」は”意見”を言いたいだけです。
上記リストのなかでも「相手が傷つくと思っていない」というのは自己チューであるとも言えますが、何より自分の考えていることをとにかく言いたいという人。
相手がどうこう、状況がどうこうではなく「自分がこう思うからこうすべきなんだ」という一方的な言葉を発する性格であるため目の前にある利益を自己チュー的に追い求める傾向にあるんですね。
近視眼的な事を言いがちであるため「長期的に見れば楽観的すぎるよね」という結果に陥ってしまうことも。
このような人の発する言葉からは個人の意見として「そう思ってるんだな」くらいに思っていなければ、真に受けて心を消耗することがあるので注意が必要です。
ポイント
「この人は自分の意見を言いたいだけだな」と感じたら、真に受けるのではなく”個人の意見なんだ”という思考に切り替える。
批判であったとしても「耳を傾けるべきこと」とは。
多くの言葉を受けるなか、すんなり入ってくることもあればちょっと傷ついてしまうこともありますね。
上記でお話ししたようなことを踏まえた上で、”批判”である言葉のなかでも耳を傾けておくべきことについて掘り下げてみます。
自分の目的に合致しているとき
私たちがなにかを目指そうとしたり目的を達成するために行動しているときにこそ、人からたくさんの意見をもらったり批判を受けたりするものですね。
それはあなたが本気であればあるほど、そしてしっかりと行動を起こすことでそれがまわりの人に大きな影響を与えている証拠。
そんな中で思わず耳をふさぎたくなるような指摘や批判をしてくる人も必ず出てきます。
そんなときにはどうやって耳を傾けるべき言葉か判断すると良いのでしょうか。
それは「あなたが本気でめざすところへ導いてくれる言葉なのかどうか」が大切ということ。
たとえば「語学留学に行きたい!」と思っている人へ2つの批判があったとします。
Aの批判:「べつに留学したくらいじゃ何も変わらないらしいぞ。そんなことに大金使うなんてほんとバカ。」
Bの批判:「目標も定まってないのに留学するなんてムダムダ。そんな奴は留学しようが何しようがうまくいきっこないんだよ。」
これをきいてどう思いますか。
両方とも同じように留学する人のことを批判しているように見えますが・・・カンのいい人ならわかりますね。
Aの人は自分が実際にそれをやってムダだと気づいたわけでもなく、人からただきいた「らしい」だけで判断し自身が「ムダだという印象」をもっているだけで批判しています。
しかしBの人はどうでしょう。
実際に自分が経験したかどうかは不明ですが「目標がないのに行動を起こしても空振りするぞ」というメッセージが込められており、もしかすると言われたほうは自分の甘さに心を入れ替えることになるかもしれません。
たとえ批判する人がいたとしても、それは時に自分にとって間違った方向へ進まないための大切な言葉になることもあります。
一般論でなく、経験で物を言っているとき
よく「ふつうさぁ~」という言葉を口癖のように言う人がいます。
「ふつうとは何か」を考え始めるとまた別の議論になるので今は多く語りませんが、一般論というのはあくまで”多数派”であるだけのことです。
なにもあなたが多数派に属さなければいけない理由なんてありません。
上記「”誰が”その言葉を発しているのか」でもお話しましたが、人が本当に”ためになる勉強”ができるときというのは「経験者」の話をきくときです。
人のウワサというのはかなりデタラメであることも多く、それでいて悪いことばかりが強調されて広まっていくという特徴があるので注意しなければなりません。
たとえば、試験を受けようとしている人に対する2人の言葉。
Aの人:あぁ、その試験ってけっこう難しいらしいよ。みんなダメだったって言ってるし、落ちたらショックだしやめときなよ。
Bの人:あれは基本ができればと言うよりか、自分の考えを取り入れて進めなきゃいけないのが難しかった。もしそういうのがすごく苦手なら難しいかもな。
Aの人は、やはり人からきいたことで判断し、さらに悪いことにダメだった時のことをイメージさせてまで止めようと、目標達成を阻止しています。
しかしBの人は自身が経験したことから「難しかった理由」をきちんと説明したうえで「こういう場合は難しい」と明確に意見を述べています。
あなたならどちらに「なるほど」と思えますか。
ポイント
一般的に多数の人が失敗をするから「単に」やめろと言っているのか、自分が経験してみて「こうするのはやめておけ」と言っているのか。
「~らしいからやめておけ」「ふつうそんなことはしない」というのも一理あるかもしれませんが、それを理由としてあなたが目指すべき目標をあきらめる理由にはならないはず。
一般論は自分の知識としてもっておけばそれで充分です。
悪いところを明確にしてくれているとき
なにかを目標として物事にあたるとき。
いくら自身で「問題ない」と思っていたとしても、何かしらの抜け目があったり甘い部分には気づきにくいもの。
そのような事に気づかないままでいると、予想外の大きな問題につながることもありますね。
そのようなことを、批判の言葉のなかから拾うことができます。
下記のことに注意してみましょう。
・抜けていた「やっておくべきこと」がある
・多くの人に迷惑をかける可能性を見過ごしていること
・やることで更に良い結果につながること
私はこれまで多くのことにチャレンジし、仕事をする上でもたくさんの失敗を重ねてきました。
今思うと、まわりから耳が痛くなるようなことを言われたり、ただのイヤミじゃないかと思った言葉のなかにこそ「芯をつくようなこと」があったなと思うことがたくさんありました。
なかでも、これまでお話した内容をふまえた上で「良い結果につながる」と感じることに関しては多少イヤな思いをしてでも、耳を傾けておくべきですね。
気づきにくいことではありますが、それを意識しておくだけでもぜんぜん違います。
さいごに。最終的にはあなたが納得できるかです。
過去の私は良くも悪くも「素直」、もっと言えば素直すぎたためにあらゆる言葉を真にうけたり、自分勝手な情報にふりまわされることが多くあるような人間でした。
しかし仕事やコミュニティ、友人など多くのあらゆるタイプの方と会話し物事をすすめていくなかで
逆に
のようなことを感じるようになったんです。
そうやって気になる人のことを観察することは、いつでも私に新しいことを気づかせてくれることもわかりました。
しかし今回お話したような「耳を傾けるべきこと」というのは、自分にとってタメになることであっても他の人にとってはただの雑音であったり、またその逆パターンもあると思います。
要は、あなたが快く思うかそうでないかに関わらず”相手の言っていることが心に響くかどうか”も大切にすべきということ。
いくら考えてもどうしても納得できないことに対して心を消耗するのも時間のムダです。
ここまでお話したことを意識することで、あなたに良い結果がもたらされることを心から祈っています。
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