さいきん、長年使用していた Docomo から 楽天モバイル へと乗り換えました。
私は SIM や機器にくわしい、などということはなく皆さんと同じ一般ユーザーです。
しかしそんな私であるからこそ、素人目線でのレビューができるのかな、と思いレビューしてみます。
結論からいうと、いまのところ楽天モバイルにしてよかったと思っています!
それぞれの良さ、考えどころについて質問形式で見ていきましょう。
-Contents-
なぜ楽天モバイルを選んだの?
私がはじめ、いろいろある「格安スマホ」とよばれるスマホのなかから楽天モバイルを選んだのは下記の単純な理由からでした。
選んだ理由
・自身の使用する感じだと月々の使用料が安くなる
・楽天ポイントがたまる
・電話回線がドコモ(つながりやすい)である
はじめは特段、何かのこだわりを持って選んだのではなく単純に「安くなるし、ポイントたまるし、電波つながりやすいならいいなぁ~」という感覚で楽天モバイルの店舗へ向かいました。
楽天モバイルはどんな風にお得なの?
格安スマホに換えるいちばんのメリットは「月々の料金が安くなる」であると思います。
そして月々の料金というのは だいたいが下記ですね。
スマホの月額
・スマホの本体代 (分割していれば)
・データ通信料(ネット)
・通話代
・基本料
それではどのような感じでお得になっていくのか、契約のときに説明された内容から見ていきましょう。
どうやってプランを選ぶの?
そしてそれぞれをいかに安くしていくか、ということがポイントなのですが楽天モバイルが奨めるプランには ”スーパーホーダイ” というメインのプランがあります。
※2019年3月現在
どのプランも 10分間 は国内通話が無料。
そしてデータの通信料によって、月々の基本料が段階的に変わっていくというものですね。
ちなみに私は 「プランM」を選びました。
私と同じ、下記のような使いかたをする方ならこのプランがいちばんオススメとのこと。
参考【私はこんな使いかた】
・家では Wi-fi環境がある
・ネットゲームしない
・動画見ない
・SNSやネットサーフィンはけっこうする
・長電話しない
ネットをする時間の長さにもよりますが、このような使いかたをする人であればだいたい多いときで7GB、平均すると約6GBくらい(ドコモのときの明細から)ということが多いです。
だいたいの方はこの スーパーホーダイというプランから、自身のデータ通信をどれくらいするかで選べばお得ということになります。
楽天ポイントはどうすれば貯まるの?
簡潔にさらっとポイントをまとめます。
ポイント
・どんなプランの契約でも100円につき1ポイント
・楽天カードで支払いをすれば上記プラス2倍のポイントが還元される
・ポイントは利用月の翌々月に付与される
つまり、楽天市場を利用する方であれば月々必ず発生する楽天モバイルの料金支払いで、その分ポイントが自動的に貯まっていくということですね。
スマホ乗り換えのときってどういう流れなの?
普段、スマホってそんなにコロコロと換えることないですよね。私自身ずっとドコモだったので初めての経験でした。
そんな「のり換え初めてだ!どうしよう!」な私が契約をしたときの流れについてお話したいと思います。
楽天モバイルの場合は、まず楽天会員になることが大前提なのですが私はすでに会員だったので、あとは下記が必要でした。
電話番号をかえずにキャリア変更するための番号を取得
多くのかたが、現在使用している電話番号をかえずに変更したいのではないでしょうか。
そうするためには、楽天モバイルを契約しに行く前に「MNP予約番号」という番号を取得しておく必要がありました。
参考
MNP:携帯電話番号ナンバーポータビリティ
他者から乗り換えする場合に、いまの電話番号をそのまま使用できるようにできるシステム。
下記のような受付手順で、番号をGETすることができます。
電話でオペレーターの人に番号をきこうとすると、けっこう面倒な感じで引き留めをされ、しつこく理由をきかれたりします。
私もオペレーターの方から「知ってました? 他へ乗り換えても、じつはお得なことなんてないんですよぉ~」という説明を受けたので疑いを持ち、かかっている費用をEXCELに書き込んでいき年間コストを計算して比較してみましたが、やはり乗り換えでお得になることがわかったので乗り換えました。
それくらい、言葉たくみにいろいろと言われることもあるので注意が必要です。
ネットから取得する方法もあるので、できればそちらをオススメします。
スマホはそのままで換えるのに必要!「SIMロック解除」
通常「ドコモ→楽天モバイル」の場合はSIMロック解除をしなくても、そのまま乗り換えができるそうなんです・・・が!
楽天モバイルは2019年10月よりドコモ回線から楽天モバイル自社の回線へと切り替わります。
そもそもSIMとは・・・?
スマートフォンやタブレットで、通信を行うために必要なICカード。契約者情報や電話番号なども記録されています。
私は「楽天モバイルに換えたあともドコモ回線(つながりやすい)の電話を使用したい!!」と思っていたので、SIMロック解除を行わずに店舗へ行ったのですが上記の話をきいてその場で行いました。
注意ポイント
ドコモの場合SIMロック解除を行うのがスマホからはできずPC、もしくは電話で問い合わせとなります。
そして電話で問い合わせる場合、¥3,000 の手数料がとられるのでご注意!
(※ソフトバンク・au はスマホからも可)
楽天モバイルに換えて変わった使用感は?
これまで長年ドコモを使用していて、急に楽天モバイルへ変えてどんな変化があったかをお伝えしていきます。
これも結論から言えば、さほど使用感に変化なしです。
電話をかけるときのアプリが変わった
このことは、契約をすることが決まってから初めて知りました。
楽天が発行する電話のためのアプリをダウンロードしそのアプリから電話をかけることで「電話が10分間無料になる」が適用になるのです。
はじめこの話をきいたときは正直「アプリを開く操作ってめんどうじゃ。。。」と思いました。
でもよく考えるとこれまでも電話をかけるとき、電話マークのアイコンをクリックし電話帳を見たり履歴を見て発信をしていました。
なので単純に、これまで使用していた電話アイコンを「楽天でんわ」にかえるだけのシンプルなことでした。
まぁとても細かいことを言えば、アイコンをタップしたときにほんの 0.3~0.4秒くらいでしょうか。一瞬だけ「楽天でんわ」を開く画面がはさまれます。
しかし私個人の感覚としてはほとんど気にならないくらいのものなので、ストレスにはなりません。
通話の音質もこれまでと変わらず満足しています。
ただ注意なのは下記です。
注意ポイント
・10分以降は30秒ごとに10円かかる
・”楽天でんわ”アプリ未使用時は30秒ごとに20円かかる
10分あればだいたい、お互いに要件を伝えあうことができるのではないでしょうか。
それでもやはり数分話をしているとだんだん時間が気になり始めるのは事実ですが。笑
そしてこれまでの電話アプリは、間違えて使用してしまわないようにアンインストールしておきましょう。(※スマホの端末が変わらない場合)
ポイント
・”楽天でんわ” アプリから電話することで「10分まで通話無料」が適用
・使用感にほとんど違和感なし
・長くなりそうなときは初めからLINE電話をつかう
使用状況を気軽に確認できるようになった
これまでもドコモのマイページから見ることはできたのですが、楽天モバイルの場合はさらに気軽にスマホからもPCからも見られるようになりました。
これが、メンバーズページ画面の一部です。
【メンバーズページ】
このメンバーズページから明細を確認できたり、機種変更もできるのが便利ですね。
他の大手スマホブランドは店舗でないとできないことも、格安スマホでは自身でネット上からある程度必要なことができるんです。
これから使用していくなかでまたいろいろと利用してみて、またレビューできればと思います。
ちょっと不安なこと
まだ使用期間は短いですが、いまの時点で感じる不安を挙げてみたいと思います。
ドコモ回線 → 楽天回線 への移行
楽天モバイルが選ばれる理由のひとつとして、ドコモ(au)回線が使用されているためネットも通話もかなりつながりやすいというメリットがありました。
しかし上記しましたが2019年10月より楽天モバイルのネットワークが自社の回線へと移行します。
店員さんのお話では、一気に切り替わるのではなくドコモ(au)回線を残しつつエリアごとに数年かけて順次切り替えていくそうです。
自分の行動範囲でいつ変わるのかは不明ですが、切り替わったときには多少のトラブルも考えられるのかな・・・というくらいの気持ちでいたほうが良いのかもしれませんね。
何かあった時の不安
これまではあちこちにドコモショップがあり、とりあえずそこへ行けばなんでも相談できたり親切な対応を受けることができていました。
しかし楽天モバイルなどの「格安スマホ」と言われるキャリアは、余計な費用をかけないためにできるだけ人件費をおさえるべく店舗数や店員さんも最小限。
さらにおおよそのことは利用者がネットからできるようになっているので、店舗へ行っても「ネットから行ってくださ~い」で終わることもあるとか。
まぁ、これまでどれくらいショップへ出向いて何かしたかと言うとほとんどないのですが(笑)
これからは機種変更やプランの変更さえネットからできます。
ただ便利な反面、人間的な面ですよね。
ある方は問題があったのでいざ問い合わせの電話をしたらなかなかつながらず、不信感を抱いたという人もいました。
しかし私自身、そうであるからと言って格安スマホであることを否定しませんし使いかた次第でとても便利であると思っています。
今後は「自分でできることはやろう!」という感覚をもち、「有事のときにはこうする」などをきちんとおさえておこうと思っています。
さいごに。楽天モバイルでよかった。
格安スマホに換えるメリットって、やっぱりコストが下がることですよね。
じつは私ドコモのときには ¥12,000 ~¥13,000/月 くらいかかっていました。このなかにはスマホ本体の機種代(¥3,500/月)も入っていますが、それを引いても 約¥10,000/月 近くかかっていたことになります。
しかし楽天モバイルに換え、利用状況にあわせプランを組むことで 初めの2年間は ¥2,480/月 (それ以降は ¥3,980/月)になりました。
しかも、使用感がほとんど変わらずにです。
これくらい携帯にかかる費用をおさえられれば「かえてよかった。。」と言わざるをえません。
もちろん、最初に使いはじめたドコモにはまだとても愛着があります。
しかしやっぱり時代も変わっていくなかで、これまで自分のなかで当たり前であったことを見直すということも大切ですよね。
今回はまだ使用を開始してから間もないので、換えるまえから契約まで、そして現在の使用感と気持ちまでを書きました。
今後、いろいろと使用感についても変わったり新たなことがわかってきたりとあると思うので、良いことも悪いこともお伝えしていければなと思います。
換えようと悩んでいるかたにとってすこしでも参考になればと思います。
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