幼いころによく作ったプラモデル。
カッコイイ飛行機やスポーツカーにワクワクした思い出がある方も多いのではないでしょうか。
そんな私も昔は、うまくつくれないながらも組み立ててはワクワクした気持ちで眺めていた記憶があります。
そして大人になった今。
記事「レゴがストレス解消に効く!?大人のレゴテクニック」にも書きましたが、大人になって”あの頃”よりもいろんなことができるようになりましたよね。
であれば、そんな”今”であるからこそもっとすごいものが作れるのでは。
そんな想いから「いっちょすごいの作ってやるか!」という気持ちでこんなものを作ってみました。
プラモデルなんて思いっきり素人である私が、YouTubeを見たりネットで調べながら本気で作ってみて感じたことについて書いてみます。
つくったものと作業について
- タミヤ1/72 ウォーバードコレクション No54 F−51D マスタング
- かかった時間:ぜんぶで5〜6時間くらい
- プラモデル本体”以外”にかかった費用:1万5千円くらい
\ 初心者でもカッコよく作れますよ☆ /
-Contents-
素人でもプラモデルの組み立て自体はカンタン
プラモデルのジェット機って、わりとカンタンな作りなんですよね。
ですので、作るだけならチャチャッと作れちゃうんです。
わずかな隙間さえないくらい精巧に合わさっていくパーツ。それらを、カチカチと組み上げていく。
プラスチック用の接着剤を適量ずつ塗れさえすれば、素人でも気持ちよくぴったりハマる快感を味わえますよ♪
組み立てていくたびにそういった嬉しさも感じることができますよ。
レゴのようにハメていくのではなく、液状の接着剤をサッと塗って、サッとくっつける。
今までぜんぜん別だったパーツが、意味のある形として形成されていく。。♪
ときにピンセットでつまみながら、細かいパーツを息を止めながら「きゅ。。」とくっつけるシーンがあります。
そのときに、うまいこと思った場所へおさまったときのあの快感は、あなたにも味わって頂きたいです。
プラモデルで素人がいちばん大変なのは「色塗り」です。
素人であっても、組み立て自体はカンタンです・・・。
ただ、いちばん苦労したのは「色を塗る作業」ですね。
じつは私、「作ってみようかな」と考えたときくらいに思い出しました。
だいたいのプラモデルは色がプラスチックのままなんですね・・・。笑
なのでこのままつくり上げると、下の写真のように味のない”飛行機の形したプラスチック”が出来上がります。笑
これは正確にいえば「サーフェイサー」という、全体にふっておくことで発色や色のノリが良くなるものでコーティングした状態ですね。
ここから色を塗っていくんですが・・・
ええ、もちろん買いましたよ。
プラモデルの塗装には必要不可欠な「エアブラシ」を。笑
なんかコンプレッサーとかいう大きなエンジンみたいなのがついた本格的なヤツもあるんです。
でも素人が趣味で楽しむぶんにはこれで十~分♪ 充電もできて軽いし、静音だしでかなり気に入っています!
塗料も・・・ええ、もちろん買いましたよ。笑
いくつか買ったあと「あっこの色もいるんだった!」的なボケもかましながら。
はじめはスプレーで塗るつもりでしたが、エアブラシのあまりの快適さに水性塗料に乗り換えました。
なのでシルバーなんか、スプレー缶買ったのにわざわざ中身抜いてボトルに移しましたからね。
この「マスキングテープ」を使ったのも初体験。
色を塗りたくないところへ貼って、色がつかないようにするものですね。
だんだん慣れてきて、こういう細かいところもエアブラシを使ってうまく塗れるようになってきます。
部位によって、なんども塗っては乾かし、塗っては乾かし・・・。
でもそういう、手間がかかるほどに楽しくなってくるのが不思議でしたね。
素人のプラモデル。「スミ入れ」なんて初体験でした。
プラモデルをたくさん作っている人にとっては常識ですが、素人にとっては「なにそれ、美味しいの?」となります。
スミ入れって、要はプラモデルの線が入っているところに適量の”黒いスミ”を流すこと。
そうすることで”精密感”とか”リアルさ”を出せる「色塗りのワザ」なんですね。
こんなスミの塗料を使いましたよ。
YouTubeで墨入れの方法を見ながら、緊張しながらやってました。笑
スミをちょちょっと流しては、綿棒でこすって思う感じにしていく。
私は飛行機の”汚れ感”をだしたくて、あちこちにスミスミしましたよ。←笑
スミ入れって「難しそう!」と思ってましたが、やってみると案外できちゃって楽しかったです♪
上の写真は一部めちゃ汚し、そのほかは線を目立たせてみました。
素人が初めてやったにしては・・・上出来じゃないですか?笑
プラモデルは素人づくりでも愛着がムンムンわきます!
世の中には、すでに完成された素晴らしい模型ってたくさんありますよね。
その精巧で美しい姿は、私もついうっとりしてしまいます。
でも、やっぱり
自分で苦労してつくりあげたプラモデルは何よりも愛着がわくんですよね。
多少失敗したところがあっても、そんなのほとんど気にならないです。
むしろ、カンペキではないところこそが「個性」であるとさえ思いますし。
下の写真、この部分なんか黒が一部ボケてます。そして、そもそも後ろ側のブラックは位置がもうすこし上でした。
でも出来上がってみると、自分ではそんなのまったく気になりません。
作っている最中なんかよく考えますよ。
多少思った通りにならないところがあっても「うんっ個性、個性~♪」とか言ったりして。笑
いいんです。カンペキに仕上がらなくても。
自分が一生懸命、いろいろ考えながら作った。
そしてそういう過程こそが「楽しい!」と思えるのであれば、それって素敵なことですよね。
なのでつくっている最中も「ここ難しいけど失敗したらどうしよう・・・。」とか思わずに、「失敗しても、個性っ!」くらいに思ってやれば積極的になれますよ。
プラモデル作りはやっぱりストレス解消になる!
「レゴはストレス解消になる」という内容の記事でも、集中して作ることの気持ちよさというのをお話しました。
そして同じ”すごいものを作る”という意味では、プラモデルもまったく同じことが言えるんですね。
「こうすれば良い具合にくっつくか」
「めっちゃ細かいけど・・・おぉ!イイ感じ!」
そうして頭でいろいろ考えながら手を動かし、時には無心になりながらも”完成”という目標に向かう。
最後、苦労して完成させたときの感動というのは、やはりストレス解消になります!
忙しい毎日、変化のない毎日であるからこそ、そこにこうした感動が必要です。
あなたも、少年の頃に感じた”ワクワク”を思い出してみませんか。
大人になった今だからこそ、完成度の高いものが出来上がるはずですよ。
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