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着ぐるみって楽しい!15回やってわかったコツ~「可愛い系」 編~

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hayato
皆さんは着ぐるみを着て仕事したことはありますか。

 

私は年に数回、会社のイベントで着るのを2019年現在でかれこれ5~6年くらい続けています。

 

はじめは慣れなくて「着ぐるみって暑いし視界も悪いし疲れるし、こんな大変なのやだ!」くらいに思ったときもありました。

しかし「寄ってきてくれる可愛い子供たちや美人なお姉さん(不純)のためにも何とか楽しませねば!」という一心で、動きやコツを独学で猛勉強しました。

 

そんな私が、着ぐるみ(動物の可愛い系)をやって経験したことや「こうすれば喜ばれるんだ!」という気づきを得たことで、これから着ぐるみに対して不安である方に何か伝えられることがあるのではないかと思いここにつづりました。

 

こんな方におすすめ

  • 着ぐるみが初めてでどうすればいいかわからない
  • コツがあれば教えてほしい
  • どういう気持ちで接すればいいのかおしえて!
  • 注意すべきポイントを知りたい
  • 着ぐるみの人がどんな気持ちなのか知りたい

 

 

着ぐるみのパワーを知った、あの経験。

 

はやと
私が例年通り着ぐるみをがんばっていた、イベントの時にある経験をしたんです。

 

2016年の秋ころ。都内のある大きなイベント。

だだっぴろ~い野外の会場には、子供たちに爆発的大人気のキャラクターがショーをする野外ステージがあり、私はその近くに連なるお店の前で動物の着ぐるみを着て集客する役割を命じられていました。

 

ショーが始まる10分ほど前でしょうか。

ものすごい数の子供や親御さんたちがステージを見ようと集まってきて熱気にあふれていました。

私はステージの裏脇にある着替えスペースで、何とも愛らしいふわふわのおサルさんに着替え、気持ちをバシッ!と切り替えテンションを上げて「よっしゃー!行くぞー!」とお店側に出ようと歩いていくと。。

 

 

「え!・・・・・えぇ~!??」

 

 

思わず足が止まります。一瞬、本当に何が起きたかわからなくなりました。

何と私がルンルンで出ていった先は、大きなステージの端っこ!!

視界の悪い着ぐるみ。誘導してくれている人についていっているつもりで、ステージ脇の更衣室から当たり前のようにステージへ・・・。

 

 

「う、うそだろ・・・!!!」

 

 

・・・あれは焦りましたね。。

 

でもそれに対して白けるかと思いきや、何と子供たちが大熱狂。

 

※photo by マシリト博士

「うあぁーー!!なんかきたぁぁぁーーーー!!!」

 

という声と共に、ショーを見に来ていた人(見渡した感じ。。300~400人くらいでしょうか)が、いッせいにこちらを見たのがわかりました。

ステージ前の余興でも始まったのかと思ったんでしょうね。

 

期待して叫ぶ子供たち、そして「ハハ、なんか変なの出てきたけどアレなに?」という好奇の目を向ける大人たち。

そんな大勢の前で・・・

私の衝動が、イケない方向に。

 

私は端の方に居ながらも、思いッッッきり全力で踊ったんです。笑

 

※photo by トーマス動画 様

「もうヤケクソ、どうにでもなれ!!」と思いながら。笑

 

すると意外なことに、子供たちがみんな「うきゃぁぁーーーー!!!!」と叫び、笑ったりマネしたり。

・・・やるほどめっちゃ盛り上がるじゃないですか。笑

 

そのあとは、放送席のお姉さんが

「あらぁ~、可愛いおサルさんが出てきましたね~。でもそろそろ〇〇(人気キャラクター)がやってくるから、ちょお~っと後ろで待っててくださいねぇ~。」

(※正確な翻訳:「オイ!てめぇナニ勝手に出てきよんじゃぁー!ステージ始まるからはよ引っ込めやボケェー!!怒」)

 

に促され、投げキッスと共に引き下がる私。着ぐるみ。

誘導してくれるおばちゃんからはけっこう怒られましたが、さっきまでの興奮にしばらく足が震えていました。

 

もし私が「ただの男の人」として、同じようにステージに入ってしまったとしたら・・・あんな風にはならなかったと思うんですよね。「なんかスタッフの人かな」くらいの感じで。

 

あそこまで子供たちを熱狂させる着ぐるみのパワーって、もの凄いんだなと思った経験でした。

 

当然、その後ステージを見ていた子供たちがたくさん「さっきのおさるさぁーん!」と走り寄ってきてくれました。

何回も「USA」などダンスさせられたので大変でしたが。笑 

 

hayato
でも子供たちがみんな楽しんでくれたのでよかったです。

 

 

ここからは、そんな浅そうで深い「着ぐるみの心構え」、そして「コツ」「注意点」などについて私なりにまとめてみます。

 

 

心構え①「着ぐるみを着たあなたは、思った以上にヒーローである」

 

いざ着ぐるみを着て人前に出たときに思うのってまずはこれだと思うんですよね。

私みたいな凡人(うるさい)が立っていて、誰が寄ってくるでしょうか。

 

着ぐるみにもよりますが、だいたい動物とかの可愛い系そして人気キャラクター系はヤバイほど子供たちが駆け寄ってきます。

 

 

 

そう。着ぐるみを着たあなたはもう、あなたじゃない・・・

 

「ヒーロー」なんです。

 

 

 

大好きなものにまっすぐ無邪気に駆け寄ってくる子供たち、そして握手をもとめてくる女性たち、「おぉ~なかなか可愛いねぇ。大変だねぇ。」と隣で語りかけてくるおじ様方。

みんな少なからず好意をもって寄ってきてくれますよ。

 

hayato
そういう人達に対しては、たっぷりの愛情で接してあげましょう。

 

心構え②「普段のあなたなんて関係ない。」

※photo by 「photoB」様

あなたが普段どこの誰であっても、着ぐるみを着ている間は人気者のキャラクターです

これは本当に声を大にして言いたいです。

 

普段あなたがおとなしい性格であったとしても陽気な動きをする、普段苦手なタイプの相手に対しても好意的にふるまう

このような心構えは必要です。

 

逆に考えるとどうでしょう。

もしも着ぐるみがとても控えめだったり反応が薄かったら。。ちょっとつまらないですよね。

 

ポイント

・いったん自分のなかの好き嫌いをなくす

・真面目、空気を読みすぎる等という性格をとっぱらう

・思い切りハジけるくらいの気持ちで

・自分自身が、相手以上に楽しむこと

 

まゆみ
このほうが着ぐるみとしても楽しめるわよ!

 

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動作のコツ①「ゆっくりと、ちょっとぶりっ子に」

※photo by 猫画像どっと 猫ブログ 様

ゆっくりと動けば、印象が変わる

キャラクターにもよりますが、特に可愛い系着ぐるみでの動作は「ゆっくりと、おおぶりに」が基本です。

見た目が可愛らしいのに、固くきびきび動いてたら滑稽ですよね。要は、キャラクターの雰囲気に合わせるということです。

 

自分で「こんな風に動けてるかな」と思っていても、実際に自分を動画とかで見ると違う感じになっていることもありました。

「ほんわか」をイメージし、ゆっくりと動いてみましょう。

 

着ぐるみなら、思いっきり「ぶりっ子」でいい

そして可愛い系のキャラクターの時にもう一つ、意識すると変わってくるのが「ぶりっ子」を意識するということ。

リアルな人間がぶりっ子だと、見る人の好みにより必ずしも可愛く見えないこともあります。。

しかし、着ぐるみは「可愛い」をコンセプトとして作られたものが多いため、いくらでもぶりっ子してイインデス!!( ※川平慈英 さん風)

 

いや、むしろそう動くべきです。

 

子供たちは特に、いつもアニメや子供向け番組で可愛らしい動きをするものを多くみているため、そういった可愛らしいぶりっ子のような動きがスッと心に入ってくるんですね。

 

まゆみ
可愛い子供たちから逆に「かぁわぁいいぃ~♡」と言われることもしばしば。

 

大丈夫、中に入っているあなたが透けて見えるわけじゃないんです。

ここぞとばかりに頬に手を当て首をかしげる、口に両手を当ててクスッと笑う、胸の前で手を組む。いろんな動作を盛り込んでいきましょう。

 

 

動作のコツ②「子供全員に丁寧に接する」

※photo by ひとときタイム 様

これは鉄則だと思います。自分(着ぐるみ)のことを大好きで、少なくとも気になって寄ってきてくれている子供たちですから近くにいる子、ちょっと離れている子それぞれに丁寧に接してあげましょう。

 

近づいてきてくれる子

子供って基本は甘えん坊ですから、よくハグしてくれたり握手を求められたりします。時には大勢の子供に囲まれて、ワイワイとお祭り騒ぎみたくなる場面も。

そういうときでもぜひ「全員に接してあげること」を忘れないでください。

 

そして着ぐるみの形に限界がないかぎり、子供の目線になってしゃがんであげる。きちんと顔を向けてうなずいてあげる。

こちらを見ているだけの子がいたら、手が届く範囲で握手や軽いハイタッチをしてあげることはできます。

そしてそういう風に接してあげる姿は、親御さんも見ているもの。「〇〇ちゃん(着ぐるみのキャラ)、優しいねぇ~」って言ってもらえると嬉しいものです。

 

近づくのを躊躇している子

中にはちょっと控えめな子もいて、すこし離れたところから見ていたり、近づくのを躊躇している子も少なくないんですね。

そんな子にはムリに近づこうとすると逃げられたり泣いちゃったりします。

そういう時にはせめて手をふってあげる、投げキスやいないいないばぁ~でちょっと笑わせてあげる、等のジェスチャーで接してあげましょう。

 

すこし慣れてくると「ボク(着ぐるみ)の方が恥ずかしいけど、キミとお話したいなぁ~」という雰囲気で照れたジェスチャーをしながらゆっくり近づく、という技もできるようになり、心を開いてくれることもあります。

 

hayato
子供や大人の性格もいろいろなので、相手によって接し方を変えることが必要です。

 

これは慣れてくると自然にできてくることですので、まずは「優しく、丁寧に」接してあげることを意識するとうまくいきます。

その中で「自分だけ接してもらえなかったなぁ」というさみしい思いをさせないよう、注意しましょうね。

 

 

注意すべきこと①:「小さい子を蹴っ飛ばさない。」

※photo by NHKエデュケーショナル 様

タイトルを見て「ん?」と思った方、じつはこれ慣れていないうちはありえることなんです。

 

それは着ぐるみの「視界の悪さ」に起因します。

たいていの着ぐるみは可愛い重視で作られており、中に入っている人の快適さは後回しなんですね。着ぐるみの頭部をかぶったら、まずは「どこの範囲が見えるか」そして「見えないところはどこか」をよく把握しておくことが大切です。

 

それを意識せず、つい動きのあることをしてしまうと、いつの間にか後ろに近づいてきていた子供を蹴飛ばしてしまったり、上げようとした手が子供の顔に当たってしまったりと、意外とそうなりがちなシーンってあるんです。

 

まずは、しゃがむこと。

子供は着ぐるみの間、離れた所から見ていればすぐわかりますが近すぎると驚くほど、見えません。

ですので、近くこそ気を抜かずに気を張っておくこと。そして少しでも子供が触れた・至近距離に近づいてきた気配を感じたら大きい動きをせずに、そっとしゃがむこと。

「あの着ぐるみ、何してんだろう」と思われたって、リスクを考えるとそちらのほうが断然マシです。まずは、安全がいちばんです。

 

大きすぎる動作は最小限に。

これも同様にケガをさせてしまう恐れがある為です。

子供たちが自分の動作に対して笑ってくれたり「もっとやって!」とはやしてくるのに調子づき、つい大きな動作をやりがちです。ただそんなときに限って、小さい子が思わず近くにいたりするもの。

ちょっと踊る、可愛いしぐさで笑わせるくらいは良いですが、運動でもするときのような激しすぎる動きは控えましょう。

 

 

注意すべきこと②:「元気すぎる子」への対処【要注意】

要注意すべきことですね。

小学生~中学生くらいまででしょうか。子供たちの中には、あまりおとなしくない子もいます。

 

困るはやと

実際私も最近のイベントで着ぐるみをしたときには、中学生くらいの男子たちが「中にオンナが入ってんだろぉ~?」とニヤニヤしながら寄ってきて、胸のあたりや尻のあたりを数人でまさぐってくるような事があり、ウンザリした気持ちになったことがありました。。

 

着ぐるみに対するイヤがらせあるある

かぶりものを取ろうとしてくる ・背中のチャックを外そうとする ・たたく、蹴るなどの暴力 ・エロい男子が身体を触ってくる ・手足を引っ張り別の場所へ移動させようとする ・手に持っているプラカード等を取られる

 

上記のような困ったときの対処として一番なのは、「スタッフから助けてもらうこと」

着ぐるみというのはとにかく目立ちますから、イジメられていても目立ちます。

危ない状況になりそうになったら、すぐに近くのスタッフのところまで移動し助けてもらいましょう。

 

着ぐるみのままあちこちへ移動する必要があるときには必ず、少なくとも1名は別のスタッフと同行すること。

どんな場所にも、イベントで盛り上がり少し行き過ぎたことをしてしまう子もいますので、注意してください。

 

 

注意すべきこと③:「太陽の方向を向かない」

太陽や強い光の方を向き、試しに鏡で顔を見てみてください。中身が透けていませんか?

キャラクターにもよりますが、中からののぞき穴は、大きい目であったり口であったりさまざまです。

 

私自身、着ぐるみを初めた頃は上記を意識せずにやっていたことがあり、お客さんの一人から

「ねぇキミ、中身がしっかり見えちゃってるよ!陽の方は向かない方がいいよ!汗」

と言われてしまった事があります。

 

着ぐるみの中で汗びっしょりになり、頭のハチに合わせ器具で固定されたうえで笑顔で接している顔が透けていたのかと・・・考えるだけで後悔の気持ちが絶えない経験となりました。汗

着ぐるみとしてのあり方を考え、夢を壊さないように注意しましょう。

 

 

さいごに。

上記しただけでなく、着ぐるみを続けているといろんな注意すべきことや困った事もでてきます。

そういった事に対してもある程度の「慣れ」は必要です。

 

ただ、注意すべきことさえおさえれば着ぐるみってすっごく楽しいです。

 

普段は真面目だろうがおとなしかろうが、着ぐるみを着てしまえばあなたはそのキャラクター。

皆が向けてくるキラキラとした視線を受けたなら、存分に愛嬌を振りまいてやりましょう。

記事中で「ぶりっ子でもいい」と書きましたが、太陽で中が透けないかぎりあなたの事は外から見えません。笑

 

 

これは絶好のはじけるチャンスですよ!

 

 

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hayato

1986年生まれの社会人です。 「当たり前」であることは、そもそもこういう視点で考えることはできないか、そして今まで人より不器用で苦労してきた私であるからこそ、それを何とか成し遂げてきたという経験等から有用な情報を発信していければと思っています。

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