幼少期の子育て。しかもちょっと・・・
「元気ッ!!」
な子供を持つ親は苦労も多いですよね。
街中でもよく怒鳴り散らしていたり汗をかきながら子供を追いかけまわしている親を見かけることがあります。
私自身、子供がおとなしくない時もあるので気持ちがわかります。
そしてついひどく怒鳴ったり叱りつけたりしてしまう気持ちも。。
そんな元気なお子様を持つ親、そして幼稚園の先生たちとよく話題になっている事があります。
それは、どうやら「理想のパパ」がいるとのこと。
話をきくと、みな口をそろえて「子供に対する接し方はあれが理想」「あぁいう接し方をすれば親も子もハッピー」など絶賛する声があがっています。
それはなんと「おさるのジョージ」という子供向けのアニメーションに出てくる「黄色いおじさん」という男性です。
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「おさるのジョージ」ってどんなアニメ?
※photo by dTV
2019年現在、毎週土曜日に朝8:35から放送されている子供向けの人気アニメーションです。
「おさるのジョージ」は、世界中で半世紀にわたって、親から子へと親しまれてきた 人気絵本「ひとまねこざる」「おさるのジョージ」(H.A.レイ、M.レイ 原作)をもとに 制作されたテレビアニメです。
※「NHKアニメワールド」 より引用
主人公である ”おさるのジョージ” は、とにかく好奇心旺盛。
なんでもやってみたい、さわってみたい、遊んでみたい、ふしぎなことはとことん調べてみたい。
そんな元気で可愛らしいおさるさんです。
そしてこのアニメのいい所は、他の多くの子供向けアニメのように悪者が出てきてやっつけたり、怖い人が出てくるなんてことが無いこと。
あくまで平和で楽しい雰囲気のまま、物語が進行していきます。そういうところが、このアニメのいいところだと思います。
ただ物語の中では誰かが困っていたりジョージが何かに強い興味を持ったりすることから始まり、それをいろんな方法で解決していくという流れが多いですね。
ジョージはトラブルメーカー?
※photo by osarunogeorge.jp
ジョージはいつも誰かを助けようと、そして興味を持ったことに対してとことん調べてみようと、自分が考え付いた方法で解決を試みます。
・・・が、それがなかなかうまくいかずにちょっと強引なやり方で解決しようとする結果、いつも黄色いおじさんやまわりのお友達を困らせてしまうんですね。
しかし当の本人は一生懸命考えて、がんばってみた結果そうなってしまったのでいつも反省。
そう、これって自分の子供に置き換えてみると「ジョージと同じような事になってる!」って思いませんか。
いたずら (少なくとも大人からはそう見えてしまう) をして、いつも周りを困らせてしまう子供に。
しかし、ここからです。
そんなジョージに対する黄色いおじさんの反応はどうでしょうか。
「黄色いおじさん」の寛容さが素敵すぎる
※photo by Le cahier de Kobe 様
「黄色いおじさん」というのは、ジョージといっしょに暮らす男性。
なんだかジョージの親のようでもあり同時に大親友で、いつもジョージを信頼して受け入れてくれます。
ジョージがいつもやらかしてしまう事というと、部屋を汚しまくる、街中で好き放題する、人を困らせるなど・・・
とにかくいろんなお友達の動物たちと、けっこう派手なことをやらかしてしまいます。
上記したように当の本人はよかれと思ってやっているのですが、ど~うしても困った事になってしまうんですね。
そういうとき、黄色いおじさんはどうするでしょうか。
ジョージのいたずらに対する「黄色いおじさん」の反応
しかし、それに対して「黄色いおじさん」はとにかくいつも寛容。怒鳴り散らすこともなく広ぉ~い心で、ジョージのやったことを受け入れます。
黄色いおじさんがいたずらを発見したとき
「あぁ~ジョージぃ。もしかして〇〇してくれようとしてくれたのかい。ありがとうね。」
「よし、いっしょにどうすればいいか考えてみよう。これはどうだい?」
というように、絶ッ対に頭ごなしで叱ることはしないんです。ふつう、「コラァ!」とか「もう今日のおやつなし!」とか言ってしまいそうなくらいの迷惑が自分にかかってしまったにもかかわらず、です。
しかも周りにかけてしまった迷惑はきちんと謝罪し、場を取り持ちます。
そんな「黄色いおじさん」の反応を見ていると、なんだか自分が恥ずかしくなってくることも。
なぜダメなのかをきちんと説明
見ていて勉強になると感じるのは、いつもジョージがやってしまったことに対してすぐさま気持ちを察したあとにきちんと「なぜダメなのか」を説明することです。
これは理想的な叱り方ですよね。
学ぶべきポイント
・子供がやってしまったことで沸いた感情をそのまま子供にぶつけない
・まずは「なにがしたかったか」「なぜやってしまったか」の気持ちを察してあげる
・やってしまった事が良い方法ではなかったということをきちんと説明
・子供といっしょに解決する方法を考えてあげる
自分が子供だったら「なんでも恐れずにのびのびとやってみよう!」という気持ちにもなると思います。
ジョージの事を心から信頼している
このような気持ちの受け入れというのは、まさにジョージを「信頼」しているからに他なりません。
「この子なら、失敗しても大丈夫。」と受け入れ、いっしょに考え、時には少し手を貸してあげることでまた再チャレンジをうながします。
「どうせうちの子は。。」と思っていたらこんな事ができるでしょうか。
いつも失敗をしてしまう子供を見て歯がゆくなってしまう、そして無意識に自分の思い通りにしようとしてしまっている自分のエゴに気づかされる場面もあるかと思います。
そういうことを考え直す機会って意外と少なかったりしますよね。
さいごに。親にとって勉強になるポイントがあります。
はじめは「子供のアニメだから」と言ってきちんと見ようとはしませんでした。
しかし、子供といっしょに見ているうちにそのストーリーの突拍子のなさと次の読めない展開にだんだんと引き込まれていきました。
そこで出会った「黄色いおじさん」。
私自身、子供の身勝手な行動にどうやって向き合えばいいのか悩んでいる時期だったので「黄色いおじさん」のその寛容さに、自分が小さく見えて恥ずかしくなったのを覚えています。
「子供が見るものだから」と興味を持たなければ、自身を見直すきっかけは得られなかったと思います。
子供がどんなことを考えて行動しているか、そしてその結果どういうことになってしまうのか。
困った状況に対し、どのように教えてあげれば子供が納得してのびのびとしていられることができるのか。
もしかするとこの作品を作った製作者は、大人がいっしょに見た時にこのような気持ちになることをわかって作ったのかも。。?
そう思えるくらいに、小さい子供をもつ親にとって勉強になるアニメです。
【参考】「おさるのジョージ」は見放題で
子供たちに大人気の「おさるのジョージ」。毎週、週末を楽しみにしているお子様も多いのでは。
私の家では、子供だけではなくママ友たちの集まりのときにTVで流しておとなしくしてもらう、なんてことも^^
参考
「おさるのジョージ」は見放題で見ることができます☆
とても人気なアニメにもかかわらず、Amazon videoでは見放題です。ぜひお子さまといっしょにご覧になってみてください。
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