レビュー

一度は読んでおきたい!ワクワクするオススメのSF本【初級~中級くらい】

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こんにちは。

イチノセ ハヤト(@HAYABOW_1)です。

 

私は幼いころから宇宙の壮大さやその不思議、そして未来の世界の夢の大きさ

夢をふくらませていました。

きっとこういう気持ちは過去に生きていた人たちや現在の人

そして未来に生きる人にとってもずっと

壮大な夢として思い描くことができるものであると思います。

きょうはそんなSFの本のなかで、一度は読んでみてほしい本をいくつか集めてみました。

 

 

2001年宇宙の旅(決定版)

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はやと
人間の進化について、そして宇宙の神秘を感じることができる作品です。

 

ザックリ言うとこんな本

約300万年前の地球に出現した謎の石板(モノリス)。まだ原始的であった地球の猿人の一人がその物体の影響を受けることで知能が発達し道具や武器を使うことを覚えた。。そういう情景から物語がスタート。

舞台は月に人類が住むようになった時代。アメリカ宇宙評議会の博士は月のクレーターで発掘された謎の物体(通称モノリス)を極秘に調査するため月面に向かいます。しかし調査中、遥か長い年月を超えて太陽光を浴びたモノリスが強力な信号を土星に向けて発信。

その後、宇宙船ディスカバリー号は木星探査に出る。乗組員は船長含め4人と、史上最高の人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータ。

しかし旅の途中、HALの異常に気づいた乗組員が停止させようとしたところHALが暴走し。。。

船長が経験する人知を超えた出来事に、最後は目が離せなくなります。

 

ココがおもしろい!

この本を読む前に「映画作品を先に見た」という方も多いはず。

私も「過去の話題作をみてみようかなぁ」という軽い気持ちで見たのですが、思った以上の奥深さ、そして何と言っても視聴したあとに自分の心に感じた不思議な気持ち・感覚をもっと深く理解したくて、この本を手に取ったんです。

遥か彼方の昔に人間がまだ猿人だった頃、他の動物には達成しえなかった"何が"人間独自に私たちのような知性を与え身体・心ともに進化をすることになったのか。

 

もしこの世に私たちよりも高次元に進化した知性(スターピープルとも言われる)が存在し、私たちのことを温かく見守ってくれているのなら。

そして私たちがどうなれば、猿人から人間に進化したときのような変化が私たちに起こるのだろうか・・・。

 

娯楽的なSFとしても楽しめますが、そもそもの人間という存在についても深く考えたくなるような要素ももつ作品です。

 

 

時砂の王

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はやと
SFとしての硬派。"時間軸"の広がり、そしてその想いに心をもっていかれます。

 

ザックリ言うとこんな本

26世紀の地球。高度な知性をもつETが人類を根絶するため、独自に自身を増殖させることのできる戦闘機械群を地球に大量に送り込み、ほぼ壊滅状態に。

さらにET達は、より人間を効率的に根絶すべく時間遡行作戦により過去の世界にまでETを次々に送り込み攻撃を仕掛けます。

26世紀に生き残った人間はETに対抗すべく、戦闘能力に長けた知性体をつくりだしETの戦闘機械群が過去に到達する前に過去の世界へ到着するなどしてETによる殺戮を食い止めるべく戦闘を繰り広げます。

 

そんな地球の知性体群の一人であるオーヴィル。

さまざまな過去で人間を救い、時には作戦失敗により未来に存在するはずの人間を消滅させ、時には勝利することで新たな存在を発生させたりしながらも戦闘を続けていきます・・・

 

なんとそうして26世紀の地球から時間を遡り戦闘を続けること10万年。

そんな時を超える知性体オーヴィルの頭のなかには、常にひとりの女性がいました・・・。

 

ココがおもしろい!

SF作品のなかでは”タイムトラベル”や”地球外生命体”についてストーリー展開しているものが多くありますね。

しかしこの作品ほどに時間遡行する者の想いを儚く描いている作品は少ないと思います。

 

地球の知性体が戦闘のために旅立った26世紀の世界、そしてそれまでの世界が自分の行動により良くも悪くも変化し、さまざまなパターンの世界線が枝分かれ式に展開される。

そうして多くの人間の存在を左右してしまうというストーリー展開に目を離せなくなります。

無限に枝分かれしていく世界線と、時を超えたひとつの強い想いに心揺さぶられる本です。

 

 

仮想空間計画

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はやと
私たちがこうして感じている"現実"とは何であるのか。。考えさせられます。

 

ザックリ言うとこんな本

科学者ジョー・コリガンは見知らぬ病院で目を覚ました。

彼は現実に限りなく近いヴァーチャル・リアリティの開発に従事していたが、テストとして自ら神経接合した後の記憶は失われている。

計画は失敗し、放棄されたらしい……。だが、ある女が現われて言う。

「二人ともまだ、シミュレーション内に取り残されているのだ」と・・・。

 

仮想現実のなかでは、まるで本物のような街並みや車や人、音。。すべてのものが現実に見える。

そして現実世界に存在する人間も性格や癖まで忠実に再現されているが、ちょっとした違和感に気づき始めたとき、あるおもしろい現象が起こる。

 

あまりにリアルな仮想現実から脱出する方法は果たしてあるのか?

 

ココがおもしろい!

みなさんが普段生活し、日々仕事をしたりお買い物をしながら生きているこの世界。ここがもし、人間が認知しえないほどに精巧かつリアルに創造された仮想現実であったとしたら・・・。

SFが好きな私はかつて幾度かそういう事を考えたことがありました。

そんなときにこの本に出会い、この世というのはいかに自分の"感覚"としてだけで自分の生を意識しているのかということを、リアリティをもって感じたものです。

 

自らが開発に従事した仮想空間に閉じ込められた科学者ジョー・コリガンは何を思い、この不思議な仮想現実から脱出するのか。

まるで本物のような街並みのなか。そして本人としか思えないほどリアルにたち振る舞うバーチャルな人間たち、という空間に入り込んでしまったとしたら、あなたは気づくことができるでしょうか。。

 

バーチャルリアリティという世界へ僅かながら近づきつつある現代。

現実とはなにか、仮想現実とはなにか、そしてそういうものに対してどう向き合っていくかを考えさせられます。

 

 

星を継ぐもの

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はやと
私がSF作品として読んだ中ではいちばん、読みごたえがあり夢中になった本です。

3部作中の1作目です。

 

ザックリ言うとこんな本

2028年の地球。星間飛行の技術が発達し、木星までも半年で到達できるほどになった頃。

月面にて深紅の宇宙服を着た死体が発見される。しかもこの死体は死後5万年が経過していることが判明。。

仮に「チャーリー」と名付けられたその死体は、未来の地球の最高技術をもっても理解できないような構造の装置、そして読解不可能な文字が並んでいる手帳のようなものも見つかった。

 

後半では、木星の衛星である「ガニメデ」にて地球のものではない巨大な宇宙船が発見され、物語が急展開を迎えます。

 

一体”チャーリー”は何者なのか。そして地球とはどんな関係があり、5万年という遥か昔にどんな目的があって月にいたのか・・・。

 

 

ココがおもしろい!

この本に出会ったとき「月で発見されたのが5万年前の死体であった」という設定自体に、とても強く興味を惹かれました。

そしてこの作品を読み始めたときにまず感じるのが「ちょっと待って、この本ってフィクションだよね?」と言いたくなるほどに、宇宙機関や人物たちの描写にリアリティがあるんです。そういうところも面白味のひとつですね。

 

この本では物語の全体を通して「チャーリー」について最高の科学技術を駆使することで、あらゆる分野のプロフェッショナルが団結し検証や推理により論証していく過程が続くのですが、あらゆる推理が目を見張るほどにスリリング。

この論理的な推理により大小の新たな発見を繰り返し、さらに検証を重ねることで見えてくる事実に対して、また新たな疑問が生まれる。。

 

多少の小難しい説明や推理は垣間見えますが、きちんとわかりやすいようにかみ砕いた説明がされています。

解明されていく新事実がさらに好奇心をくすぐり「早く次を読み進めたい!」と、読む手が止まらなくなったSF作品はこれが初めてです。

 

 

ガニメデの優しい巨人

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はやと
2作目では「星を継ぐもの」で解明しなかった謎が、ガメニアンと出会うことで新たな形で急展開を迎えます。

 

ザックリ言うとこんな本

「星を継ぐもの」のなか、ガニメデで発見された巨大な宇宙船は約2500万年前の物であることが判明。

その正体をつきとめるべく、地球のあらゆる科学技術により総力をあげて木星を探査している宇宙船に向かい、彼方から”未確認物体”が信じられないほどのスピードで接近してきた。

 

緊張して見守る隊員たちの目のまえに現れたのは、約2500万年前にガニメデを出発し何年も光速に近い速度で飛行することで相対性理論による時差を大きく生じさせてしまい、やっと現代のガニメデに戻ってきたガニメアンたちだった。

 

ココがおもしろい!

1作目の「星を継ぐもの」では、”月で5万年前の死体を見つける”というかなりハードSF的な内容を、あらゆる科学や論理的思考により詳細に推理していきました。

そしてこの2作目では優しい巨人たちと人類が初めて対面することになります。

 

この作品のすごいところは、物語としてかなりSF感がありながらも常にリアリティの溢れる思考と描写が続くところかなと。

いちばんそう感じたのは、生物学的な進化や遺伝子に関することを現実世界の”人間”がもつ特性にも当てはめて、物語中の推理が進行していくところですね。

 

前回に続き、本作でも新事実が次々に解明されていき遥か昔の太陽系内で起こった動きや出来事というのが不思議とリアリティを感じるような流れによって説明されています。

人類と対面したガニメアン、彼らは何をめざしどこへ向かうのか。

 

前作から読み進めていると時を忘れて本に夢中となってしまうので注意が必要ですよ。笑

 

 

巨人たちの星

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はやと
3部作の最終本。これまでの推理や謎が次々に収れんし解明されていく流れが実に見事です。

 

ザックリ言うとこんな本

冥王星の彼方から”巨人たちの星”のガニメアンの通信が再び届きはじめた。

前作にて隊員たちと対面した地球を知っているガニメアンとは接触していないにもかかわらず、そして地球人の言葉さえ知らないはずの彼らがこちらのデータ伝送コードまで知りつくしている・・・。

 

ということは、この地球そのものが、どこかから監視されているのか。それも、私たちの生きてきた遥か昔の歴史から今までずっと!

5万年前月面で死んだ男たちの謎、月が地球の衛星になった謎、ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎など、からまったすべての謎が、みごとに解きほぐされるラストは圧巻。

 

ココがおもしろい!

3部作の最終、この作品は一言で言うと「見事」。

これまであらゆる技術を駆使し、そしてガニメアンと対面し新事実が解明されていくにつれてまた浮かんでいた疑問、それだけでなく論理的推理により「こうであろう」とされていた憶測が別の事実としてひっくり返る。

 

私がこの3部作のなかで常に感じていた面白味というのが、”人間の進化”について。

他のSF作品のなかで人間という存在自体に着目したものはあるにしても、ここまで人間の特性を意識したような話はとても見事な発想力であると言わざるをえません。

 

なぜ、人間の進化が遅れたのか。。とても考えさせられますね。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

hayato

1986年生まれの社会人です。 「当たり前」であることは、そもそもこういう視点で考えることはできないか、そして今まで人より不器用で苦労してきた私であるからこそ、それを何とか成し遂げてきたという経験等から有用な情報を発信していければと思っています。

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